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私の卒論ができるまで: 大坪快(九州大学教育学部・2022年卒): Q&A

九州大学の図書館でティーチングアシスタントとして働く院生が学部時代に卒業論文にどのように取り組んだか紹介します。

目次

初めに

  • 私の卒論シリーズ
  • 今回の先輩は大坪 快さん

できるまでの道のり

  • 卒論の内容と長さ
  • 最終提出までのスケジュール
  • ここがポイント

Q&A

  • 普段の生活との両立
  • 活用したツール

終わりに

  • オススメ本
  • 後輩へのメッセージ

おまけ

  • 卒論の内容をもっと詳しく

普段の生活との両立

質問

サークル、バイト、就活、授業など普段の生活とどのように両立しましたか?

回答

4年次はサークルや授業がほとんどなく、就活もしなかったので、両立させる工夫などは特にしていません。
強いて言えば、8月に大学院入試があったので、6-8月はその対策に充てるため、5月までに問題・方法の部分を確定させるようにしました。
院試ではなく就活の場合は忙しい時期が違うと思うので、各自4年生になる前になんとなくのスケジュールを決めておくのがいいかもしれません。

ただ、私は自分でもびっくりするくらい暇だったので、あまり参考にはならないかもしれません。

活用したツール

質問

卒論に取り組むために特別に活用したツールはありますか?
図書館って卒論に役に立つんですか?

回答

論文は基本的にiPadPDF expertというアプリを使って読んでいました。無料でマーカーや書き込みができ、とても使い勝手がいいです。
私は論文の管理に論文のpdfデータを整理してGoogle driveに保存してくれるPaperpileというサービスを使っているのですが、PDF ExpertはGoogle driveとも接続ができるので、これとも非常に相性がいいです。
今後もしばらく論文を読む機会があるかもしれない、と言う方は、早めに論文の管理方法を決めたほうが、散逸して後々後悔するのを防げます。

図書館の活用方法としては、図書館のHPから九大アカウントでログインしたうえで(注)Google Scholar等で文献の検索を行っていました。
既に実践している方も多いかもしれませんが、ログインしておくことで、その文献が九大で手に入るかどうかが一目で分かって便利です。
ただ、心理系の論文はオンラインで手に入らないものも多いので、その場合は図書館に足を運んで紙の雑誌をコピーしていました。
特に、社会心理学分野のトップジャーナルであるJournal of Personality and Social Psychology誌とJournal of Experimental Social Psychology誌はよくコピーを取りに来ていました。
全部オンラインで手に入るようになればいいのにな、と思うこともありますが、なかなかそうもいかないようです。

(注)今後、「図書館HP→「データベース」→使いたいサイトの選択(「利用する」)→ログイン」という流れに変更されるようです。

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オススメ本

後輩へのメッセージ