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私の卒論ができるまで:久保敦志(九州大学工学部・2023年卒): 初めに

九州大学の図書館でティーチングアシスタントとして働く院生が学部時代に卒業論文にどのように取り組んだか紹介します。

目次

初めに

  • 私の卒論シリーズ
  • 今回の先輩は久保敦志さん

 

できるまでの道のり

  • 卒論の内容と長さ
  • 最終提出までのスケジュール
  • ここがポイント

 

Q&A

  • 普段の生活との両立
  • 活用したツール

 

終わりに

  • オススメ本
  • 後輩へのメッセージ

 

おまけ

  • 卒論の内容をもっと詳しく

私の卒論ができるまでシリーズ

九州大学の1~3年生のみなさん、卒論ってイメージできていますか?そんなことまだ考えたことも無いよ・・・という方もいれば、がんばりたいけど・・・長い文章など書いたこと無いし・・・と漠然とした不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

「私の卒論ができるまで」シリーズでは、本学の大学院生である図書館TA(Cuter)が、学部時代に卒業論文にどのように取り組んだか語ってくれます。備えあれば憂いなし。先輩の様々な事例を参考にして、準備を進めましょう。

この卒論シリーズのガイド一覧はこちら

今回の先輩は 久保敦志さん です。

 はじめまして!九州大学 大学院工学府 地球資源システム工学専攻修士1年の久保敦志です。趣味は映画鑑賞とご当地Tシャツ集め、森林浴で、特に映画鑑賞は小さい頃から映画好きの父の影響で興味を持ちました。一番好きな映画であると同時に私自身の人生観に大きな影響を与えたのは「ファイトクラブ」というデヴィッド・フィンチャー監督の作品です。衣食住最低限の消費にとどまらず一過性の幸福を求め、必要以上の消費行動に走る現代人に対して警鐘を鳴らすような内容になっています。少々哲学的で難解ですが真の幸福は他者との比較によって得られるものではないという重要なメッセージが込められているので、少し人生に疲れた人にはお勧めです。

 学部時は九州大学工学部 地球環境工学科(現IV群)地球資源システム工学コース(現地球資源システム工学科)に進学し、4年時から岩盤・開発機械システム工学研究室に所属しました。小学4年生の頃に教科書でメタンハイドレートに関するコラムを読み、資源について学びたいという意思を固めました。九州大学に入学した理由は日本で最も資源工学に関する研究が盛んであるためです。

 2年時に地球資源システム工学科を選択し、学部時から資源工学を学び、固体資源から液体資源の探査や掘削技術について幅広く学びました。4年時にこの研究室を選択した理由は当研究室が海底鉱物資源の採取に関する研究を取り扱っていたため、それに付随してメタンハイドレートの採取に関する研究ができるのではないかと思い選択しました。しかし、研究題目を選ぶ際に海底鉱物資源の採取に関する研究は、資金難により打ち切られることを知らされました。それならば所属している学科の誰もがやっていない特殊な研究がしたいという意向を担当教員に伝えたところ、植物を用いた環境修復の研究をすることに決まりました。

 少しだけ私の所属している研究室について紹介させてください。岩盤・開発機械システム工学研究室は地球資源学科にある7つの研究室のうちの一つです。それぞれの研究室ごとに取り扱う資源の種類や、資源採掘の研究に対するアプローチの仕方が異なります。私の所属する研究室では主に鉱山の採掘に関する研究を行っており、露天掘りや坑内採掘など効率の良い採鉱計画や採掘活動終了後に行う環境修復などの研究課題に取り組んでいます。どうですか?岩盤・開発機械システム工学研究室について少し興味がわきましたか?下記にホームページのURLを載せておきますので、過去の先輩方の研究や研究室の雰囲気を知りたい方はぜひホームページをご覧になってください。

                      

                            筆者

岩盤・開発機械システム工学研究室ホームページ https://rock.mine.kyushu-u.ac.jp/

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最終提出までのスケジュール

ここがポイント