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私の卒論ができるまで: 熊井哲斗(九州大学工学部・2023年卒): 初めに

九州大学の図書館でティーチングアシスタントとして働く院生が学部時代に卒業論文にどのように取り組んだか紹介します。

目次

初めに

  • 私の卒論シリーズ
  • 今回の先輩は熊井哲斗さん

 

できるまでの道のり

  • 卒論の内容と長さ
  • 最終提出までのスケジュール
  • ここがポイント

 

Q&A

  • 普段の生活との両立
  • 活用したツール
  • 研究で苦労したこと
  • 先行研究

 

終わりに

  • オススメ本
  • 後輩へのメッセージ

 

おまけ

  • 卒論の内容をもっと詳しく

私の卒論ができるまでシリーズ

九州大学の1~3年生のみなさん、卒論ってイメージできていますか?そんなことまだ考えたことも無いよ・・・という方もいれば、がんばりたいけど・・・長い文章など書いたこと無いし・・・と漠然とした不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

「私の卒論ができるまで」シリーズでは、本学の大学院生である図書館TA(Cuter)が、学部時代に卒業論文にどのように取り組んだか語ってくれます。備えあれば憂いなし。先輩の様々な事例を参考にして、準備を進めましょう。

この卒論シリーズのガイド一覧はこちら

今回の先輩は 熊井哲斗さん です。

はじめまして!

人間環境学府空間システム専攻修士2年の熊井哲斗(くまい てつと)です。                                                                                                   

ここでは私の経験をもとに卒論のスケジュールや、書き方について紹介したいと思います。

まずは私と、私の所属する研究室について簡単に紹介します。

 

自己紹介

学部時代の所属:九州大学工学部建築学科(2024年現在のⅤ群)

現在の所属:九州大学大学院人間環境学府空間システム専攻(建築学科は大学院になると、工学府ではなく人間環境学府の所属となります。)

所属する研究室:健康建築環境学研究室

趣味:バイク、映画、旅行、漫画

↑友人と阿蘇にキャンプツーリングに行った時の写真です!

 

健康建築環境学研究室について

一言でいうと「快適な家をつくる」研究をしています。

ここでいう快適とは、暑い、寒い、ジメジメする、乾燥している、臭いなどを感じない状態のことを指しており、このような感覚は、建物内の温度・湿度・放射・気流など(建物内の温熱環境と言います)が大きく関係しています。

私の所属する研究室では、これらの温熱環境を実験やシミュレーションを用いて解析を行い、快適な室内空間の実現を目指しています。また、近年の住宅においては建物内の快適性のみではなく、省エネ性についても求められており、どうすれば快適性と省エネ性を両立した設計を行うことかできるのかの研究もしています。

(研究室のウェブサイト:https://www.eng.kyushu-u.ac.jp/lab_architecture03.html より)

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卒論の内容と長さ

最終提出までのスケジュール

ここがポイント