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私の卒論ができるまで: 熊井哲斗(九州大学工学部・2023年卒): Q&A

九州大学の図書館でティーチングアシスタントとして働く院生が学部時代に卒業論文にどのように取り組んだか紹介します。

目次

初めに

  • 私の卒論シリーズ
  • 今回の先輩は熊井哲斗さん

 

できるまでの道のり

  • 卒論の内容と長さ
  • 最終提出までのスケジュール
  • ここがポイント

 

Q&A

  • 普段の生活との両立
  • 活用したツール
  • 研究で苦労したこと
  • 先行研究

 

終わりに

  • オススメ本
  • 後輩へのメッセージ

 

おまけ

  • 卒論の内容をもっと詳しく

普段の生活との両立

質問

サークル、バイト、就活、授業など普段の生活とどのように両立しましたか?

回答

自分の場合は4年生の時点で授業とサークルはなかったので、主に研究、院試、バイトを行いました。院試期間中はバイトはせずに勉強に集中しました。院試後には研究の傍らバイトもしていましたが、午前中にバイト、午後に研究をすることで朝型の生活リズムを崩さないように心がけてきました。研究はかなり余裕を持って行っていたので、論文提出までの間、週9~12時間ほどのバイトを休まずに行っていました。

活用したツール

質問

卒論に取り組むために特別に活用したツールはありますか?
図書館って卒論に役に立つんですか?

回答

iPadGoodnotesと、九大のOneDriveが一番役に立ったと感じています。Goodnotesでゼミ資料に書き込んだり、手書きメモを書いたりしていました。卒論期間中は、データや資料が散乱しがちなので、可能な限りデジタル化してクラウド上で管理するのがおすすめです。また、PCが壊れてデータが消えてしまった!という最悪の事態も防ぐことができます。

研究の資料は、インターネット上に公開されている公的機関の調査によるものを使うことが多かったため、私自身は図書館をうまく活用できていませんでした。類似研究はGoogle Scholarや研究室内にある学会の資料等を用いていましたが、図書館を活用していれば、資料探しの範囲をより広げられたのではないかと感じています。

研究で苦労したこと

質問

この研究で苦労したことはありますか?

回答

この研究で最も苦労したのは、通信の異常や計測機の電池切れによるデータの欠損があったため、使えるデータの選別が難しかったことです。今思うと、通信の方法を変更する、電池の交換頻度を高めるなのどの対策があったと感じています。

先行研究

質問

卒論に関連した先行研究の論文や図書をどれくらいの数読みましたか?

回答

類似の研究自体が少なかったため、関連しそうな研究を10くらい読んだと思います。私の所属する研究室では関連論文の発表はなかったので、読んだ数は少ないほうだと思います。

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オススメ本

後輩へのメッセージ