Q1. サークル、バイト、就活、授業など普段の生活とどのように両立しましたか?
A1.
サークルや部活には入っておらず、アルバイトはやっていない時期でした。また、卒論以外の単位も取り終えていたので、その点は大変ではありませんでした。強いて言うなら、4~6月の国家公務員(総合職)試験と8月中旬の院試前は勉強が忙しかったです。ただ、研究室内の学生全員が受験していたので、先生が考慮してくださって、新年度始まってから院試が終わるまではあまり研究を進めなくても良い状況でした。両立が大変だったというよりは、スタートの時期が遅くて年度末の方に時間が足りず苦労した感じです。。。
Q2. 卒論に取り組むために特別に活用したツールはありますか?図書館って卒論に役に立つんですか?
A2.
特段変わったツールは利用していません。
先行研究検索:Google Scholar モデル式作成・メモ・卒論執筆:Word データ整理:Excel
数値計算:R 発表資料(スライド・ポスター)作成:PowerPoint
くらいです。また、図書館は九大の先生が執筆した論文を先行研究として引用した際に利用しました。
Q3. 卒論はM1での就職活動に役立ちましたか?
A3.
はい。就活の面接ではほぼ研究の話をしていたくらい役に立ちました。大きく3つの点で役に立ったと思います。
①内容
私は都市開発に関われる会社を受けていたのですが、研究が交通・経済の内容だったので都市や街づくりに結びつけやすかったです。志望動機や携わりたい業務ともスムーズに研究が繋がったので、面接で詰められて困るというようなこともありませんでした。私の場合、テーマ設定の際にはまだ就職先の希望が特になかったので、ラッキーだったなと思います。既に行きたい業界や企業が決まっている人はそれも考慮してテーマを決めた方が良いと思います!
②論理的な説明
普段のゼミでしっかりと考えたり説明したりする場面が多かったので、面接でもそれが活かせたと思います。また、研究を始めたきっかけや研究プロセスの選択も全て能動的に行ってきた行動なので、研究関連でどういったことを聞かれても動じずに回答できました。
③外部での発表歴
卒論を書き上げて以降、かなり頻繁に学会で発表しており、ありがたいことにいくつか賞をいただいていました。普段の研究が個人で行う内容な分、積極的に外に出て人と関わろうとする姿勢があることを「学会への参加歴」で示していたように思います。賞に関しては、研究が自己満足ではなくて世の中の役に立つ内容だと示す1種の材料にもなるので、機会があれば積極的に学会には参加してみることをオススメします!