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ようこそ深海へ: Home

いま海底資源に脚光が集まっている。その成因や開発の研究は今後の日本の発展には欠かすことができないだろう。本ガイドはその入門的な位置づけである。

挨拶&動機

ご搭乗ありがとうございます。

理学府地球惑星科学専攻修士2年

蝦名 直也(エビナ ナオヤ)

です。

僕は学部から一貫して海底熱水に興味を持って研究しています。

深海はこれまであまり脚光を浴びてこなかった世界ですが(実際に真っ暗ですが)、最近はメディアにもよく取り上げられるようになってきました。

「宇宙か??深海か??」と言われるほどの未知の世界を皆さんに知っていただきたいので、簡単ですが紹介しようと思いました。

それに付随して関連図書も紹介しておりますので、ぜひ図書館で借りてみてください。

はじめに

海を潜って行くと、深さとともにどんどん日が暮れていきます。200mにもなると日光が届かずあ

たりは真っ暗。200m以深を深海と呼ぶのはこのためです。

深くなればなるほど水温は低下し、水圧も増大。光もない。そんな環境にもしっかり生物が生き

ています。

海底から勢いよく噴き出す300°Cを超える熱水噴出孔周辺にもしっかりと生命が根付いていま

す。

さらに海底下の熱水中には海洋中の微生物の種の99%が生息するとも言われており、「深海こ

そが地球上の生命の起源なのではないか??」といま注目を浴びています。

地球最後のフロンティア:深海

そこはどんな世界なのでしょうか??

このガイドでフレームワークを掴んでもらえと嬉しいです。

Subject Guide

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蝦名 直也
連絡先:
本ガイドは図書館学習サポーター/図書館TA(Cuter)として勤務した際に作成したものです。

勤務期間 :2014年10月~2016年3月
当時の身分:大学院生(修士課程)
当時の所属:九州大学大学院理学府地球惑星科学専攻
分野: A06_理学府