こんなに使える！九大職員向け図書館案内: ビジネススキル

5,6年くらいは最適なタスク管理について考え続けて、系統書籍を軽く読み漁った結果、一番ピンときた方法「GTD」について書かれた書籍です。もちろん自分も全然タスクを管理できているとは言えませんが、タスク管理法について考えたことがなかった方はまず一旦触れてみて、この本やGTDに限らず自分なりのタスク管理法を模索、確立してほしいです。本気で忙しい時は管理する余裕すらないとは思いますが、意識するだけでも目の前の仕事を順に片づけるだけの頃よりは効率が変わると思います。

題名はコンサル業界向けのように見えるが、メールのレスポンスを早くとか、議事録の作成の在り方とか他社会人としての基礎を学ぶことが出来た。

文科省及び2つの国立大学に計20年以上勤務歴のある本学元職員が出版した本で、メールの構成や説明の仕方、表現の仕方など、メールの「型」を学べる内容です。

テレビ番組のプロデューサーによる著書ですが、大学職員と共通する部分もあり、共感できることや学びになることが多かったです。特に仕事にプレッシャーやストレスを感じている方にとっては得られるものが多いかと思います。とても読みやすい文体で書かれているので、それほど時間をかけずに読み終えられます。

今後の大学経営を進めていくには、職員自らが組織や仕事の進め方について「自発的」に変えていく牽引力も求められると思います。そういった人が更に増えると、より九州大学が魅力的な職場、就職先にもなっていくと思います。

2024年4月の入学式の来賓として挨拶をされた帚木蓬生先生（九大出身）の書籍です。すぐに答えを求められる時代ですが、仕事は知識力を競うゲームではありません。今までにない全く新しい課題に対して、挫折や失敗を恐れず、いろいろな方面から取り組んでみたり、しばらく時間を置いてみたりしながら、答えが出ない状態にも耐える力をつけ、深く物事を考える訓練をしてほしいと思います。新入職員だけでなく、管理職、経営職も含めて読んでいただきたい本です。

業務を遂行するうえで自身がどのような人材になるべきか、示唆に富んだ内容が書かれている。

本のタイトルだけを見ると引いてしまうかもしれませんが、本の中身は、ビジネスパーソンとして身に付けておいた方が良い考え方（スキル）に溢れています。とても参考になると思います。

具体と抽象・・・総論と各論、森と木・・・全体を俯瞰しながら大所高所から考えるのか、とある事象について具体的に考えるのか、普段の業務でも実践・活用できる思考のトレーニングができると思います。

慣れ親しんだおとぎ話を異なる視点から見つめると全く違う物語になる・・・。多角的な視点を持つと世界が広がることを実感できると思います。

問題解決の本質を学べます。この本で語られるボトルネックの解消については、今でも実践しているつもりです。小説仕立てで（夫婦間のいざこざなどもあり）飽きずに一気に読めます。うちの奥さんも読んで、家の中のことでも、工程とか段取りとか非常にうるさくなりました。

業務はもとより人格形成にも大きく役立つと思います。

組織について理解できます。

メンタルヘルスの問題や、管理職が知っておくべきことなどが実践的に書かれている。

企業や組織が人を資源として経営をするとき、どういう考え方に基づいて人材を活用していけば良いかについての基礎的な枠組みが示されています。人事担当者向けでもありますが、管理職のみなさんにもぜひ読んでほしい一冊です。

考えていることがなかなか部下に伝わらない、指示したとおりに部下が動いてくれない、部下との関係が上手く行かないと感じている上司の方は解決のヒントが得られるかもしれません。 自分も相手も大切にし、大切にされるコミュニケーションの方法を学ぶことができます。

本の中での主要な点は、指示を出すのではなく、「頼ること」「手柄を相手に渡すこと」などでメンバーのやる気を引き出し、 成果につなげている。《戦略的いい人》とは、「誰とも戦わずに人の力を借りまくって成功する生き方・働き方」のことという点です。 旧来の管理職は、上からの一方的な命令による指示で成果を上げてきたが、これから入職してくる若手職員にはもはや通用しない。 どう部下と向き合うかのヒントになると思います。