こんなに使える！九大職員向け図書館案内: 業務内容別

規則制定、改正の業務に従事する方は役に立つ内容ではないかと思います。

従業員とトラブルを起こさないために、会社側が「やってよいこと」と「やってはいけないこと」の違いが分かりやすく解説されています。

研究支援、国際、学務（大学院生支援）関係部署の方向け。若手研究者の育成・国際頭脳循環の推進という点で、実際に海外に行く研究者が直面する事柄についてイメージできる本です。実際の研究者のコラムなどもあり、研究者という大括りでなく「個人」として見ることで、支援のあり方などを考えるきっかけになると思います。

研究成果の社会実装やそのための広報、企業や自治体との連携推進の担当職員向け。ものごとの進め方（プロセス）の「コツ」として、また普段の事務仕事の目的（何のために）を再確認する「ツール」として、「社会教育」という学びが存在します。普段の仕事に（目に見えないけど）彩りを付けてみませんか？

学術研究の世界で今何が起こっているのか、シンプルにまとめられています。研究者をサポートする我々大学職員が知っておくべき知識ばかりです。

シンプルかつ解りやすく国立大学法人の会計制度について解説されています。ただし、2024現在では少し情報が古くなっています。

大学の会計とは少し方向性が異なりますが、会計に初めて興味を持った方が最初に読む本としてお勧めです。会計について身近な例を挙げて分かり易く解説されているので手軽に読むことができます。

ずっと大学に来れていない学生さんと初めてお会いする前に読みました。もちろん若者向けの本ですし、専門家ではないので書いてあることを直接本人にそのまま伝えることはできませんが、年を取るにつれて失っていく【多感なココロ】を理解し、そのココロが傷ついたときの一つの対策が引出しに入っていることで、困難を抱える学生により前向きに向き合えた気がします。もちろん、在学生にも読んでほしいと思います。

言語学者が道路や駅・空港にある公共サインを分析し、日本語非母語話者の視点に立ってサイン改善を提案する本です。写真を豊富に用い、サイン内での英語・やさしい日本語の使い方に加え、言語知識なしで理解できるピクトグラムの積極的活用を提案しています。施設の位置や禁止事項を伝えるサインは大学キャンパスにも不可欠。サイン計画に加え、掲示物作成にも活用できる1冊です。

公共サインの英語表記を扱う実践書です。実務翻訳家と書体デザイナーの共著で、日本の英文サインに頻出する読みづらさや分かりにくさを指摘し、英語表現と文字書式の両面で改善を提案します。大文字・小文字や記号の使い方ひとつで文字の視認性や可読性は変わります。英語のWebサイトや掲示物の作成に活用できます。