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賢治と鉱物: 鉱物の登場する作品

コラム

賢治の作品世界に頻出する「イーハートーブ」とは、「岩手」のエスペラント読みを捩ったものだと言われている。彼は作品世界に自身の故郷を投影し、理想郷として描いたのであろうか。

鉱物の登場する作品

子供時分に石こ賢さんと呼ばれていただけあって、賢治の作品には多数の鉱物が登場し、一節一節の表現を豊かに彩っています。中には貝の火のオパールのように鉱物名が明示されない作品もあり、多少イメージしにくくなっている話もあります。判りにくい鉱物が登場する一方で、ルビートパズ、ダイヤモンドなどの一般的な宝石も登場するのでそのあたりはむしろ興味を誘ってくれるのではないかと思います。

貝の火

玉は赤や黄の焔をあげて、せわしくせわしく燃えているように見えますが、実はやはり冷たく美しく澄んでいるのです。目にあてて空にすかして見ると、もう焔はなく、天の川が奇麗にすきとおっています。目からはなすと、またちらりちらり美しい火が燃えだします。

楢ノ木大学士の野宿

十万何千年前とかがどうしたの。もっと前のことさ、十万百万千万年、千五百の万年の前のあの時をお前は忘れてしまっているのかい。

虹の絵具皿(十力の金剛石)

いつか霧がすうっとうすくなって、お日さまの光が黄金色に透ってきました。