アガロースゲル電気泳動とは,PCRで増幅したDNAのサイズを調べる方法です.
DNAのサイズを調べる方法は他にもありますが,アガロースゲル電気泳動が一般的です.
電気泳動でのポイントは2つあります.
① DNAは負に荷電しているため,通電すると陽極側に移動する.
② アガロースゲルが網目構造になっており,DNAのサイズによって移動速度が変わる.
(小さいほど速く移動し,大きいと移動するのが遅い)
アガロースゲルの内部は網目状の構造になっています.
そのため,DNAを移動させると網目に邪魔されて
長いDNAは移動速度が遅く,短いDNAは移動速度が早くなり,
DNAがどのくらい移動したかを検出することによって
DNAのサイズを推定することができます.
長さが既知のDNA (サイズマーカー) を同時に電気泳動して,
それを目安にサイズ推定します!
電気泳動は,移動度から
DNAの大きさを推定する方法です.
目視による判定なので
多少の誤差が生じる事を
覚えておいてください.
問題( ・∀・)っ旦
アガロースゲル電気泳動以外には何がある?
ググろう ヽ(゚∀。)ノ