フローボリュームカーブでは、右図に示すようなフローボリュームカーブの
ある特定の時点での呼気速度、あるいはその比が評価の指標として
用いられます。
Vpeak:ピーク値
V75:75%肺気量のときの呼気速度
V50:50%肺気量のときの呼気速度
V25:25%肺気量のときの呼気速度
この中でも、V50とV25は、患者の努力による影響を受けない
(effort independent) とされており、よく用いられます。
一般的にVpeak、V75は上気道の閉塞や狭窄を、
V50、V25は末梢気道の閉塞や狭窄を反映しています。
次のページにフローボリュームカーブの例を示します。