【呼気】
内肋間筋が収縮することによって
胸郭が小さくなり、
横隔膜が挙上することによって
胸腔内の容積が小さくなります。
拡張した肺自身も縮小しようとするので
肺が収縮して空気が排出されます。
【吸気】
横隔膜が下がり、外肋間筋が収縮する
ことによって胸郭が広がり
胸腔内の容積が大きくなります。
これによって肺が拡張し、
空気が肺内に流れ込みます。
胸郭を動かして呼吸運動をすることを
胸式呼吸といい、
腹部の運動によって横隔膜を動かして
呼吸運動をすることを腹式呼吸といいます。
呼吸運動とは、肺を膨らませたりしぼめたりすることによって
空気の入れ替えを行う運動のことです。
呼吸運動は肺を取り囲む呼吸筋の働きによって行われます。( 下図&左解説)
