EU各国の政治・経済・社会について学ぶ人は多いと思いますが、文化面ではどこまで知られているでしょうか? 英・仏・独・西といった外国語科目を通して知ることは出来ますが、EUは世界の主要言語だけではカバーできない言語・文化の多様性を抱えています。
そのような海外事情・文化にアプローチするためのメディアには、新聞・雑誌やインターネットだけでなく、しばしば社会・文化の鏡となる文学も挙げられるでしょう。
このガイドでは、ヨーロッパの東西南北に広がるEU加盟諸国及び関連する周辺諸国で描かれた文学を、私たちの時代に近い1945年以降のものに絞って幅広く紹介します。個人的多読の賜物に過ぎませんので全加盟国を網羅したとまでは豪語出来ませんが、なるべく多くの言語・国の作品を扱うように努めています。
紹介する本の9割は九大図書館に所蔵されています。所蔵がある作品には書誌情報ページへのリンクを、そうでないものも出版社サイトへのリンクを貼っています。興味がある本があれば手に取ってみてください。
それでは、私なりに築いてきた「文学地図」をお楽しみください。
加盟国情報, 駐日EU代表部公式ウェブマガジンEUMAG, 2015/11/5 © 駐日欧州連合代表部
上図は2015年時点の情報です。2020年1月31日にイギリスがEUから離脱しました。
その他の紹介本の出身地: ノルウェー、セルビア、アルバニア、トルコ、ロシア
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