このガイドでは、
・助産師について
・九州大学の助産学コースについて
・大学院入試対策として、筆者が取り組んだこと。また、取り組んでおけばよかったと思ったこと
などを紹介します。
「大学院の助産学コースってどんなところだろう?」「九州大学の助産学コースについてもっと知りたい!」といった方に読んでいただきたいガイドです。
※このガイドは、2024年8月~2025年4月にかけて作成されました。
1.はじめに
2.助産師について
助産師とは?
助産師になるには?
3.大学院の助産学コースってどんなところ?
大学院の助産学コースってどんなところ?
九州大学の助産学コースについて
大学院に進学して
4.大学院入試について
大学院入試について
大学院入試対策
入試対策で使用した書籍等の紹介
5.最後に
まとめ
ホームページの紹介
初めまして!石川千絵里と申します。
私の所属は、九州大学大学院医学系学府保健学専攻修士課程助産学コースです(とっても長いですね)。
助産師になりたかったので、九州大学の保健学科看護学専攻を卒業後、そのままストレートで大学院に進学しました。
九大の大学院への進学を決めた理由は主に3つです。
①慣れた環境で学ぶことができる
正直なところ、これが最も大きな理由でした。慣れた環境で、知っている先生方から指導が受けられる。学部時代に実習した大学病院で実習することができる。仲の良い友人もいて、協力できる。助産師教育課程はどこも過密なスケジュールであると聞いたことがあったので、新しい環境に慣れるためのストレスがないという点は、私にとって大きなメリットでした。また、学部時代も実家から通学していたので、家族のサポートが受けられる点も大きかったです。実習期間は特に忙しいので、家に帰ってご飯を作ってくれていることなどはとてもありがたく、両親には頭が上がりません。
②修士号を得ることができる
大学院で助産学を学ぶ場合、大学院を卒業するため、修士号を取得することができます。修業年限は2年かかりますが、そこが1番大きな違いではないかと感じています。看護師や助産師として働いた後に大学院に来る人もいらっしゃいますが、あとから修士号を取得しに行くことは、大きな熱意と努力が必要で、大変なことだろうなと感じます。社会人経験を持って大学院に学びに来られている方々に対しては、尊敬の念を抱くばかりです。大変な道になることはわかっていましたが、将来の選択肢を増やしたいという気持ちもあり、助産師免許と修士号を同時に取得できる大学院の道を選びました。
③ハイリスク分娩について学ぶことができる
大学病院で実習させていただくことができ、ハイリスク妊産婦の助産ケアについて実際に学ぶことができます。近年は晩産化が進んでいることもあり、ハイリスク妊産婦が増えていることは知っていたので、ハイリスクのお産についてもしっかりと学びたいという気持ちがありました。
このガイドは、
2020年 九州大学 保健学科入学
(看護学専攻18期生)
2024年 大学院入試合格&保健学科卒業
2024年 医学系学府保健学専攻入学
(助産学コース10期生)
の筆者一人の経験に基づいて記載されています。
今後、カリキュラムや入試情報に変更が生じる可能性がありますことをご了承ください。