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医療におけるレーザーの世界(歯科医療編): レーザーの歴史

レーザーってよく聞くけど、なに?医療の世界でも結構使われています。 少しだけご紹介します。

日常生活にもあるレーザー

みなさんは、レーザーというと何を思い浮かべますか?

ライブ会場でのレーザー演出

レジでバーコードをピってするやつ

プリンターがレーザープリンターだというひとも

パソコンマウスもレーザーを使ってるものあります

授業で使うレーザーポインターもずばりですね。

CD,DVDもそうなんです

スペシウム光線

3分で戻らなくてはならない、例のヒーローが出すやつですね。

おそらくレーザーではありませんが、私は研究を始めるまで、「レーザー」という単語が頭の中で勝手に自動変換されていました。

レーザーの歴史

そう、この人です。

 

実はアインシュタインは相対性理論で有名ですが、ノーベル物理学賞を受賞した内容は

「光量子仮説」で受賞しています。

光電効果というものがあり、それに対して光量子仮説というものをたて、物理的に解明したのがアインシュタインです。

この光量子仮説というのが、レーザーそのものではありませんが、レーザー理論の大元になっています。

 

 

アインシュタイン博士の論文を基礎とし、

 

その後約半世紀近くかけて

 

1954年にCharles H Townesらによって、アンモニア分子を利用してマイクロ波を発振させた

 

Maser(メーザー:Microwave Amplification by Stimulated Emission of Radiation)が誕生しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

<Townesさん。2015年1月に99歳で亡くなったそうです。>

 

マイクロ波が光波領域へと研究が進み、

 

1960年にMaimanによってルビーを利用した赤色の人工光の発生に成功しました。

 

続いて Javanがヘリウムネオン(He-Ne)から人工光を発生させ

 

光メーザーのマイクロウェーブ(Microwave)をライト(Light)へ名称を変えLaserとなりました。