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雪山・砂漠・オアシスに囲まれたところー日本と全然違う私の故郷の観光紹介ー: 寧夏回族自治区

このガイドはかつてあまりにも有名なシルクロードが貫いた大西北の歴史文化・観光スポット、美食などの情報を含めながら紹介したいと思います。

基本状況

寧夏回族自治区(ねいかかいぞくじちく)は、中華人民共和国西北部に位置する自治区です。ニンシヤホイ族自治区とも呼ばれます。首府は銀川市です。

画像: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』https://ja.wikipedia.org/wiki/寧夏回族自治区 (2020年9月14日参照)

自治区北部は内蒙古自治区、南部は甘粛省と接します。東部の一部は陝西省と接しています。

自治区は黄河の上流域に位置し、地勢は全体として南が高く北が低いです。南部は黄土高原や六盤山地が大部分を占め、北部は寧夏平原が大部分を占め、西北部は賀蘭山が占めています。

黄河沿いの寧夏平原には、銀川をはじめとする都市が集中し、人口も集中しています。

中部の固原より北は北部、南は南部と区分されています。

砂漠化が進んでいる地域の一つでもあります。

1月の平均気温は北部が-10度、南部が-8度、7月の平均気温は北部が22度、南部が18度で、北部が南部より温度差が大きいのが特徴です。

 

民族

画像: 央视网 http://news.cctv.com/china/20090904/109966.shtml(2020年9月23日参照)

 回族はイスラム教徒で長年の混血のため外見上は漢族と見分けがつきませんが、起源は元代に中国に流入したトルコ人、ペルシャ人、アラブ人などの西域民族とされています。回族が自治区人口の三分の一を占め、残りは殆どが漢族です。

一部参考:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』https://ja.wikipedia.org/wiki/寧夏回族自治区

歴史

#この段落には歴史用語が多いので、歴史に関心のある方はお読みください。

昔は秦の属地・北地郡であり、漢代には朔方郡となりました。

宋代には党項民族が勢力を拡大して西夏王国を建国しました。西夏の都は現・銀川に在り、シルクロードを押さえて強盛を誇るもモンゴル帝国に侵攻され、チンギス・ハーンは西夏遠征中に六盤山で死去しました。

元代に寧夏路が設置されましたが、この頃から西方民族が流入してイスラム化が進行しました。

明清代には寧夏府が設置されています。1591年に起きた明朝への叛乱であるボハイの乱は別名「寧夏の乱」とも呼ばれています。

中華民国成立後も甘粛省寧夏道とされましたが、1929年に寧夏省が新設されました。六盤山は長征最後の難所となり、中国共産党が実効支配する陝甘寧辺区も成立しました。中華人民共和国成立後は甘粛省寧夏地区とされたが、1958年に省級の寧夏回族自治区が設置され現在に至ります。

画像:快资讯 https://www.360kuai.com/pc/98c65699cf0472712?cota=3&sign=360_e39369d1(2020年9月23日参照)

銀川市は、黄河中上流の寧夏平原の中で、黄河の水を利用した灌漑地域の中央部に位置し、「塞上の江南」とも言われる穀倉地帯であり、11世紀に建国された西夏王国の中心としても栄えた悠久の歴史を持つ都市です。現在も寧夏回族自治区の区都として経済・文化・交通の中心地的な役割を果たしています。

画像:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 https://zh.wikipedia.org/wiki/银川市(2020年9月23日参照)

一部参考:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』https://ja.wikipedia.org/wiki/寧夏回族自治区

観光スポット

1、鎮北堡西部影城(映画村)

草原と言う広大な土地を上手く利用して作った、映画撮影用セットです。日本で言う映画村と言います。「紅いコーリャン」など、ここから世界に羽ばたいて行った映画も少なく無いです。古代から文化大革命のころまで幅広くセットが組まれているので、あらゆる時代に心はタイムスリップをすることができるところだと思います。私が大好きな映画「大话西游」もここで撮影されました。中国人にとって非常に人気がある映画村です。

画像:新浪旅游 http://travel.sina.com.cn/china/2013-11-04/1620227745.shtml(2020年9月24日参照)

2、西夏王陵

西暦1000年代に栄えた西夏王朝の代々のお墓です。銀川の街中からは少し離れているので、専用車をチャーターして行くのがいいと思います。チケットを購入して入場すると、まずは小型バスに乗って広大な敷地の中に点々とあるお墓(日本でいう前方後円墳のような昔のお墓)を見て、最後は博物館の前でバスを下ろされます。そこからは徒歩で李元昊のお墓を見に行きます。お墓はかなり風化していますが、その姿は見ごたえがあります。

画像:腾讯新闻 https://new.qq.com/omn/20191107/20191107A0768900.html(2020年9月24日参照)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』西夏 https://ja.wikipedia.org/wiki/西夏

美食

西北部にある各省の美食がよく似ているので、ここでは宁夏回族自治区にある特徴的な果物を紹介します。

1、中衛硒砂スイカ

画像:每日头条 https://kknews.cc/zh-sg/agriculture/vmzorvq.html(2020年9月24日参照)

「圧砂瓜硒砂瓜」(ヤーシャーグァシーシャーグァ)は宁夏回族自治区中衛市の名産物であり、平均海抜1760メートル、年間降水量が180ミリ足らずという中衛市南部の山間地区の半砂地で栽培されているスイカです。砂地に小石を敷き詰めることで、保水や保湿、保温などの効果をあげるとともに、水や風の浸食を防ぎ、砂が巻き上がるのを防いでスイカの種をまく。最近はこれに加えて、種をまいたうえにビニールをかぶせて水分蒸発を防ぐという農民が自ら考案した方法がとられています。「圧砂」とは「砂を押さえつける、圧する」といった意味です。

中衛市で収穫されたスイカは一味も二味も違います。とにかく甘いです。そして硬過ぎず、柔らか過ぎず口の中で心地よい音を立てるその食感のよさ。多過ぎず、少な過ぎず、すっきりとノドを潤してくれる、ほど良い水分量。そのどれをとっても抜群のスイカです。実際に沙漠で食べた味を思い出すとヨダレが出てくるほど、と言ってもいいです。そのスイカが2008年の北京五輪向けに提供されたということです。日本のスイカよりずっと安いので、機会があればぜひ食べてみてください。

一部参考: 新華社 地元特産のスイカ「硒砂瓜」、収穫期迎える 寧夏回族自治区 http://jp.xinhuanet.com/2020-07/18/c_139222136.htm

2、宁夏枸杞(クコの実)

  

画像:每日头条 https://kknews.cc/zh-sg/health/vazbnr4.html(2020年9月24日参照)

寧夏地方は、標高1200メートル前後という高原地帯、夏は酷暑、冬は寒さの厳しい土地です。 内モンゴルや河北省など、様々な産地の中で、一番の高品質と言われるのが寧夏産のクコの実です。その寧夏産のクコの実のことを「寧杞」と呼ばれます。粒が大きく果肉が多いので通常のクコよりも美味しさを感じることができます。中国ではよくスープとおかゆに使われます。