はじめまして。
私、工学府機械工学専攻修士1年の本田と申します。
今回読書会の実施方法についてのガイドを書くこととなりました。
私は趣味が読書で、思想とか哲学とか歴史とか堅苦しいちょこざいないろいろな本を読むのが大好きです。
遥か昔私がまだ学部生のころ、当時所属していた部活で初めて読書会を企画しようとしたことがあります。
しかしやろうと思い立ってみたものの、課題本を選ぶのに一苦労。しかも課題本の選び方が悪かったのか、私は課題本について専門的な知識を持ち合わせておらずど素人だったため、てんやわんやのうちに立ち消えになってしまったという過去を持っております。今となってみれば黒歴史良い思い出ですが、これから読書会を企画するかもしれない若い諸君らにそのような体験をさせるのは忍びないと思い、このガイドを作成いたしました。
私自身読書会のプロではありませんが、ご参考になれば幸いです。
読書会ってなんじゃらほい?
このガイドでは、読書会なるものを企画して実施するまでの流れをザッと説明します。
いざ読書会を開催しようと思い立っても、初めてのひとには分からないことや不安なことがたくさんあると思います。
例
・読書会ってそもそも何をする会なの?
・課題本ってどうやって選べばいいの?
・課題本に関する専門的な知識が必要になるのかな?
・堅苦しい雰囲気になったら嫌だな…
などなど。企画の段階から途方に暮れてしまう方も多い事でしょう。
でもこのガイドを読めばもう大丈夫! きっと読書会企画の達人になれます(うそ)
さあ、あなたも、自宅で、喫茶店で、研究室で、友人と、恋人と、同僚と、みんなで読書会を楽しみましょう!
魯迅 著 2015/11/4 トーマス・マン 著 2016/1/13
「阿Q正伝」 「トニオ・クレーゲル」
Cuter読書会とは、図書館で学習サポートを行っているCuter(キューター)たちが企画・実施している読書会のことです。九大のえらーい先生方が編纂した「九大百冊」のなかから毎回1冊の本を選び、2~3ヵ月に一度、伊都図書館のオープンラーニングスペースで実施しています。基本的に課題本は古典の本から選んでいます。古典といっても、あまり身構える必要はありません。人間なんて1000年くらいでは何も変わらないので、今の皆さんの感覚で読んでもらっても十分に入り込むことのできる作品ばかりだと思います。また、「九大百冊案内人」として毎回違った先生をお呼びしておりますので、わからないことがあればすぐに質問することができます。
この読書会は、古典から何かを学び取ろう、というような立派な「勉強会」ではありません。古典についてあまり知らない者同士が、お互いの感想を持ち寄って、すこしばかり「古典を読む喜び」を感じてもらうための「ゆるふわ」読書会です。
興味を覚えたそこのキミ、ぜひ参加してみてください!もし質問などがあれば、青いパーカーを着たCuterに遠慮なく質問して下さい。
九大百冊については下記を参照すべし
こちら(https://guides.lib.kyushu-u.ac.jp/qu100_1)