ノーベル賞については説明するまでもないと思います。
毎年10月1週に物理学、化学、医学生理学、文学、経済学、平和の各賞受賞者が発表されます。
この一週間をノーベルウィークと呼ぶ人もいます。
これまで19人の日本人がノーベル賞を受賞してきました。
このガイドではこのうち最も受賞者が多いノーベル化学賞について、その受賞対象となった研究について、これまで化学をやったことがない人にも分かりやすく解説し、関連する書籍をご紹介します。
全てを読むと大変だと思うので、興味がある人の研究から覗いてみてください。
1981 福井謙一(理論化学)化学反応過程の理論的研究
2000 白川英樹(高分子化学)導電性高分子の発見と開発
2001 野依良治(有機化学)不斉触媒による水素化反応の研究
2002 田中耕一(分析化学)生体高分子の同定および構造解析のための手法の開発
2008 下村脩(生物化学)緑色蛍光タンパク質(GFP)の発見とその応用
2010 根岸英一(有機化学)有機合成におけるパラジウム触媒クロスカップリング
2010 鈴木章(有機化学)有機合成におけるパラジウム触媒クロスカップリング
2019 吉野彰(物理化学)リチウムイオン二次電池の開発
番外編 新海征治
そして最後に、九大で最もノーベル化学賞に近いと言われている新海征治先生の研究についてもとりあげようと思います!