40のクエスチョンのうち、私が気になったタイトルを紹介したいと思います。
内容は本を見てね。
厳選クエスチョン①
Q「承認欲求が研究の第一のモチベーションになっていないか?」(10~11ページ)
早速、すみませんと言わなければならないクエスチョンでした。これは自分が行なった仕事である!というものを作りたい!!、が研究のモチベーションでありました。これは自己満足もありますが、承認欲求も大きなウエイトを占めている気がして、反省しました。
承認欲求が大きくなってしまうのは何故か探ってみると、、
自分に自信が無いことが一つの要因であるようです。自信が無いからこそ、他人から認められたい褒められたい、そして安心したいと思うのでしょう。
しかし、急に自信をつけることは出来ません。
至らない自分の存在を素直に認め、その至らない部分の改善の為に努力をする。(安井元康、東洋経済オンライン、2015年10月28日の記事、http://toyokeizai.net/articles/-/89732)
この様な考えを持っていれば承認欲求が暴走して、周りの目ばかり気にしてしまう自分とサヨナラできるかもしれません。
変な承認欲求に囚われるのではなく、病気で苦しんでいる患者さんのためになる仕事をしたい!、と本気で言えるようになりたいと思いました。
厳選クエスチョン②
Q「自分1人でやろうとしていないか?」(55~56ページ)
自分で出来ると思い込み、1人で実験を行なっていたことがありました。⇒ そして、失敗をする。
隣に居る研究者に聞いていれば解決したことが沢山ありました。出来ないくせにプライドだけ高いのは成長しないし、もったいない!
今は、むしろ沢山質問して、知らない知識を補おうとしています。贅沢な勉強の仕方です。
新しい実験を行う前に、同じような実験を行った研究者に話しを聞くのが一番いいです。自分で計画したプロトコールを見てもらい、足りない操作や、微妙なコツを教えてもらうだけで実験成功の確率がグンと上昇します。
変な意地を張ってしまっている時期(年頃?)もあるかと思いますが、成功のチャンスから遠ざかっているだけです!
知識を持った素晴らしい研究者に知恵を借り、自身の成長の糧にしましょう。
厳選クエスチョン③
Q「今できることで悩んでいるか?」(80~81ページ)
悩みは多いかと思いますが、悩みには種類があるようです。「自分で何とかなる問題」、と、「自分ではどうしようもない問題」。
この2種類に分類してみると、悩んでも仕方が無い悩みが多いことに気づきます。
自分ではどうしようもない問題であれば、とりあえず、ほっといて他力本願でもいいかもしれません。なるようになるさ、です。心配性の自分が考えた最悪の事態は起きたことがありません(自分の経験です)。
悩むことは沢山ありますが、病んでいても良い方向に進んだことはありませんでした。悩む体力は、自分でなんとかできる問題に集中させて、解決の糸口を探すのが懸命です。悩む量が減り、少しはスッキリするでしょう。なんとかなるさ精神で、おめでたいくらいが丁度いいかもしれません。