いよいよ、実際の研究室に行ってみましょう!
特に研究室選びのときには、研究室訪問し、実際の研究室を見ることが大切です。
「そうは言っても、緊張するし。何をしたらいいのかわからない...」
そんな人のために、ここでは研究室訪問時のポイントを紹介します。
ここで!以下の点には必ず気をつけてください!!
【!注意点!】研究室で知ったこと、見たことを気軽にしゃべらない!
研究は競争社会です。研究室で実験して得られた、論文・学会発表前のデータは confidential(機密事項) といい、外部の人に簡単に話してはいけません。
「あそこの研究室ではこんな実験をしてて、こんな結果が出ていた」なんて話すのは絶対に禁止です。
気になるときは「話してもいいかどうか」を、研究室の人に聞くようにしましょう。
1、まずは連絡を取ろう!
まずはメールで、アポをとりましょう。こちらのガイドも参考にしてみてください。 → 礼儀正しいメールの書き方
このとき「研究室訪問でしたいこと」を書いておくとBESTです。
例えば「〇〇先生とお話がしたいです」とか、「××の実験を見学してみたいです」とか、「実験の様子を見てみたいです」とか、「ジャーナルクラブの見学をさせていただけませんか」といった感じです。
こうすることで、研究室の方もそれに合わせて対応可能な日時を示してくれ、実際訪問してきたときも対応しやすくなります。
より有意義な研究室訪問になるはずです!
2、PIと話をしよう!
研究室の個性は、 PIで決まります。
研究内容はもちろん、研究室の目標・目指すところ、指導方針、研究テーマの決定方法、研究スタイル、...などなど、
研究室に関することを聞いてみましょう。
3、研究室の学生と話をしよう!
研究室の雰囲気など、先生には聞きづらいこともあるかと思います。
先輩たちはどんな生活を送っているのか、研究室は楽しいか、...などなど、近い立場の人と、ざっくばらんな話をしてみましょう(もちろん、常識的に失礼のない範囲で!)。
意外な本音が聞けるかも。。。
4、実験室を見せてもらおう!
実験室がどんな部屋になっているか、見せてもらいましょう。
どんな実験装置・実験器具があり、それを使ってどんな実験をしているのか、聞いてみましょう。
研究室に所属すると、実験室で過ごす時間は本当に大切にしなければなりません。
「ここでこんな実験をしてみたいなー」など、実験室で過ごす想像を膨らましてください。
5、実験させてもらおう!
研究室に興味が出てきたら、何か実験をさせてもらえないか、頼んでみましょう。
自分が研究室に来れる日や時間を伝えると、その日程に合わせて可能な実験を組んでもらえるはずです。
実際に実験をさせてもらい、少しでも研究室生活を味わうことで、研究室の雰囲気が掴めます!
6、とにかく行ってみよう!
多くの研究室は「来て欲しい!」「人手が欲しい!」と思っています。
研究室の人は快く対応してくれますので、いろんな研究室を訪問することがBESTです!!