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【Cuter企画】ブックレビューコレクション: 3 社会科学

図書館TA(Cuter)の発案で始まった「ブックレビューコレクション」について、提出されたレビューを掲載しています。

社会科学

九州大学附属図書館の請求記号を基にした、
日本十進分類法 3類 社会科学の本のブックレビュー一覧です。

ブックレビュー

  • レビュー

    Date2024-01-20

    Nameオリオン座

    後輩が何を考えているかわからなかったり、理解力のなさにストレスが溜まることはありませんか?もっと後輩を教育しないと、でも、自分が正しいのかわからない。そんなあなたは大きな勘違いをしているかも?教師なんて無知でいい!?19世紀に自分の母国語が通じない生徒を教えたフランスの教師・ジャコトから生まれた名著。
  • レビュー

    Date2024-01-20

    Name楢木うだつ

    多民族国家アメリカではマイノリティに対する差別を解消するためアファーマティブ・アクションが大学入試に取り入れられてきたが、それは過度になると「逆差別」につながりかねないという危険性をはらんでいる。本書はアメリカでの大学入試のあり方に関する歴史研究であり、そこでの議論は近年「女性枠」や「地域枠」が大学入試に取り入れられるようになった日本にも通じるところがある。
  • レビュー

    Date2023-07-20

    Nameセブン21

    「権力分立」、「議院内閣制」、「国民主権」。歴史や思想が刻印された、憲法学上の様々な概念に、古典を手掛かりとしつつ切り込む名著。学部1年生はもちろん、憲法の学習を一通り終えた方にもご覧いただきたい一冊です。
  • レビュー

    Date2022-12-13

    Nameうんち

    若干古い本で、現在と完全には一致しない部分もあるものの、非常に示唆に富んだ興味深い一冊。 ドイツ語では、”Recht”という一語が「法」と「権利」という異なった(ように見える)二つの意味を持っており、そのことに長年違和感を感じていたが、この本を通して、その用語法に不可解さの裏に日本人的法意識の存在があることを知れた。
  • レビュー

    Date2022-07-06

    Nameセブン21

    現代には、いろいろなクジがある。おみくじ、宝くじ、一番くじ。そんなクジが、実は結構真面目に論じられていることをご存知だろうか。考えてみると、例えば我々は、「あみだくじ」で意思決定することがある。それはおそらく、このクジによる決定が「公正」であると考えるためであろう。しかし、くじ引きが公正である条件は何か。もしもクジ引きが公正であるとすれば、民主制にも活用できないか。 さまざまな分野からクジを眺める、知的興奮に富んだ一冊。
  • レビュー

    Date2022-07-06

    Nameセブン21

    具体的な事件を題材に、憲法について考える。エッセイのような軽妙な語り口は、読み手を飽きさせない。憲法の入門にも、復習にも。
  • レビュー

    Date2021-10-15

    Nameつかさ

    イラストレーターがMBAを学び、その要点を全てイラストにしてまとめた本です。MBAの基本が感覚的に理解できるということで世界的に人気な本という事で僕も読んでみました。 コミカルな優しいタッチの絵が堅苦しい印象を和らげており、MBAに馴染みの無い人でも読みやすくなっています。 企業やビジネスに携わる意思がなくても、社会生活のさまざまな場面で役に立ちそうな汎用性の高い理論が学べます。 グループリーダーに求められる思考力や振る舞い、マネジメントの基本など、知っておいて損はないと思います。 この本で頭の片隅にでもいれておくといつか役に立つような知識が気楽に学べる一冊でした。 九州大学附属図書館には英語版と日本語版の両方があります。

Info

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