【Cuter企画】ブックレビューコレクション: 7 芸術

この本の主人公は皆さんご存知、あの「アリとキリギリス」のキリギリス（grasshopper）です。夏に遊んで（play）過ごしたがために、冬に死んでしまうことになるキリギリスが、ゲームプレイ（playing games）とは何かについて、徹底的に議論し、その定義を確立させるお話です。 舞台設定が読者の身近なものである反面、その中身は（少なくとも私にとっては）難解かつ、非常に興味深い哲学書となっています。スポーツや競争の本質とは何か、キリギリスと一緒に考えてみませんか？（翻訳版もあります！）

「自分はその他大勢の人間と違うのではないのか？」「僕なんか、この世の中を生きていけるのか？」 「ナナメ」に物事を捉えてしまう人間が、この世界を肯定できたときに見える景色とは？ 日陰から日向に出て坂を駆け上がった感覚が味わえる自伝的エッセー集。

ナチスドイツが「映画」を乗っ取る過程を、スリリングに描いた一冊。

自然の強さと美しさを感じる一冊。 普段の日常生活では触れることのない、北極の自然や動物が収められた星野道夫の写真集です。ホッキョクグマやアザラシの接写、オーロラなどの魅力的な写真が数多く収録されており、これを開けば普段の日常や小さな悩みから解放されたひと時を過ごすことができます。ぜひ手に取ってみてください！