リアルタイムPCRは、PCR の増幅量をリアルタイムでモニターし解析する方法です。特徴は、定量性があり、遺伝子の発現量をサンプル間で比較することができます。
原理はTaKaRaさんのリアルタイムPCRの基礎知識をご覧ください。
リアルタイムPCRのデータを解析している時に、これでいいのだろうかと疑問が湧いてきます。私が特に気になったのは、ベースラインの設定です。なんか増幅曲線が綺麗でないことがあります。
このThermoさんの動画では、まさに私の疑問について答えてありました。
ノイズが差し引かれてないんだ!と、原因が分かりました。このシリーズは、日本語の字幕がついていて勉強しやすいです。
リアルタイムPCRは研究分野のみでなく、臨床診断にも応用され、食中毒検査や、水質検査、感染症検査などに、広く用いられています。
九州では、久保亨先生(日本赤十字社長崎原爆諫早病院、長崎大学熱帯医学研究所ウイルス学分野客員研究員)が、リアルタイムPCR法を用いた結核およびその他の肺炎の簡易迅速確定診断・薬剤耐性判定システムの構築などの研究を行われています。
一度、学会で拝聴しましたが、地域密着型で素晴らしい仕事をされていました。
Real Time PCR も皆さんが使われているかと思います。
正確/精確な発現データが得られるように、気を付けなければならないことがあります。
・Perfect Real Time サポートシステム TaKaRa Bioさん
リアルタイムPCR専用に最適化されたプライマーを購入することができます。