皆さんは、「生理」についてどんな印象を持っているでしょうか?
生理には個人差があるので、女性の中でも印象が分かれると思いますし、男性にとっては未知の世界という方もいらっしゃるかもしれません。
本ガイドでは、そんな生理について扱いたいと思います。
※皆様どうぞ気軽に、読みたいところだけ読んでください。
このガイドを書いたのは、法学府修士2年の松瀬です。
筆者は小学校から現在に至るまで生理痛がひどく、学校を休んだり救急車で運ばれることが多くありました。
心配してくれる友人にも、「生理で」と言えず、「こんなに休んでみんなにどう思われてるのかな」「恥ずかしい」という思いでいっぱいでした。
欠席理由も言えず、もどかしい思いをしました。
高校では「おなかが痛い」という理由であまりに学校を休むので、「すぐ休む子だ!」という印象を持たれていました。
そんな中、高校3年生の時の担任だった男性の先生に、初めて「生理痛がひどくて」と打ち明けた時、「痛みをわかってあげられなくてごめんね」と言ってくれました。
男性に打ち明けてもわかってもらえるはずがないと思っていたのに、理解を示していただき、とても嬉しかったことを今でも覚えています。
また、生理がきついからと言って試験の日程が変わるわけもなく、定期試験期間や、センター試験の時などはかなり苦労した記憶があります。
大学入学後は生理痛緩和のため、低用量ピルを使い始めましたが、最初の方は副作用に苦しみました。
このガイドでは、ジェンダー的な女性でなくセックスでいう女性に必ず現れる「生理」を、多面的な方向から見ていきたいと思います。
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