さきほどのページで見た通り、折り紙はさまざまな場面で活躍しています。折り紙を趣味として楽しむ人もいれば、急に折る必要が生じる人もいます。
「折り紙を折りたい!」「折り紙を折らなきゃ!」という人々のために、折り方を教えてくれるコンテンツが、さまざまなプラットフォームで提供されています。
折り紙の折り方を知るなら、まず代表的な手段は、本を見ることです。
大きな本屋さんに立ち寄ると、「趣味」とか「手芸」のコーナーに、折り紙の本が置いてあるのを見たことがある人も多いことでしょう。
こうした本には、いくつかのタイプがあります。
それぞれ例を挙げて紹介しましょう。
近年では、インターネット上で折り紙の折り方を教えてくれるサイトがたくさん現れてきました。
作品のタイプ別にまとまっていたり、画像を大きく表示できたりと、Webサイトならではの利点を生かして、折り方を分かりやすく伝えてくれるサイトもあります。
また、「犬の折り方」とか「星の折り方」のように、特定の題材を折りたいときに検索できるのもWebサイトの利点です。
下の画像は、Wikipediaの「折り鶴」の項目のスクリーンショットです。
Wikipedia 「折り鶴」より(2021.03.12参照) |
Wikipediaはちょっと変則的ではありますが、検索エンジンで「折り紙」とか「伝承折り紙」などと検索すると、折り方を紹介するサイトがいくつかヒットします。
さらに最近では、折り方をレクチャーする動画も数多くアップロードされています。
折り紙では、紙の動きを考えて折らなければならない場面がしばしばあります。こうした点に苦手意識を持つ人もいるかもしれません。
ですが動画であれば、まさに紙の動きそのものを見ることができるため、苦手な人にも分かりやすく折り方を紹介してくれます。
[浦添市役所]. (2018.5.22). 「折り鶴の折り方」. |
日本語だけでなく、英語など外国語で紹介した動画もあります。
Jo Nakashima [Origami with Jo Nakashima]. (2018.4.29). |
古典的な作品であれば問題ないのですが、作者がはっきりと分かっている場合、その作品には、著作権をはじめとした知的財産権が生じます。
ですが、インターネットのコンテンツの中には、そうした権利を保護する意識が薄いものが見られるのが現状です。
作品を創作した作者に敬意を払う意味でも、こうした権利に配慮したコンテンツを選ぶようにしましょう。