プレゼン用のスライドを作成する際に、おそらく大多数はPowerPointを使用するだろう。九州大学は2023年4月時点で学生用に無償でPowerPointを含むMicrosoft Officeを提供していて、これを利用しない手はない。ここからは技術的な面はPowerPointに限定してお伝えする。なお、基本的な機能は同じだが、筆者の環境はmacOS版 Version 16.73なので、お使いのPowerPointと違う箇所もあるかもしれないことをご了承いただきたい。
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今ではパソコンなどの電子機器で作成した「スライド」をプロジェクターで拡大表示することが一般的だが、以前は「スライド映写機」というものを使って拡大投影していた。これは専用の写真フィルムを拡大投影する機械で、画面を切り替えるために一枚ずつフィルムを「スライド(ずらす)」させる必要があった。これが元となり、現在のプレゼンテーションのスタイルがある。