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★手計算とRで学ぶ統計学: 線形モデリング (回帰分析)

「なぜ統計学が必要か」という問いをひもとき,実践を通じて読者の方と統計学の心理的距離を縮めるガイドです。

線形モデリング (回帰分析) の概要

線形モデリング (回帰分析) は,過去のデータをもとに作成したモデルを用いて,未知の被説明変数を既知の説明変数 (単数または複数) から予測することを目的として行われます。
線形モデリング (回帰分析) の概念は以下の図のように表されます。

 

線形モデリングは,以下の図に示すように正規分布でない分布 (ポアソン分布など) に従うデータを扱うことのできる一般化線形モデル (Generalized Linear Model),個体差などのランダム効果をモデルに組み込める一般化線形混合モデル (Generalized Linear Mixed Model) など様々な発展形がありますが,今回は最も単純な単回帰モデルを例に検定の流れを見ていきます。

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上の階層に進むにつれて,扱える確率分布や検討できる効果が増えていく。
(https://kuboweb.github.io/-kubo/ce/LinksGlm.html より引用)