2022.9 IIOA Conference 2022 @ Malaysia 初めての国際学会(当時学部4年生)
- 大学の都合で海外に行けることに、とにかくワクワクしていました。
- フルペーパーの執筆を通じて、アカデミックライティングへの理解を深めました。当時のフルペーパーを読み返すと、その未熟さに思わず笑ってしまいますが、書き上げた瞬間の達成感は今でも鮮明に覚えています。
- Welcome Receptionで、後に研究の助言を多くくださる研究者と出会いました。
- Buddy Programを通じて、運営を手伝う現地の大学生と仲良くなりました。
- 英語の原稿を作成し、発表練習を重ねた結果、無事に英語で自分の研究を他者に説明することができました。
- コロナ禍の影響で、当日に予期せぬセッションの再編成が行われ、関心の高いセッションで発表することになりました。そのおかげで、多くの方に自分の発表を聞いていただけました。
- 発表を聞いてくださった方々とセッション後に交流し、励みになるお言葉をたくさんいただき、研究に対する意欲が高まりました。
- 発表を聞いてくださったマレーシアの大学教員の方と友人になり、今でも定期的に近況を語り合っています。
初めての国際学会は、多くの達成感を味わうとともに、「研究を通じて世界中の人々と話す」楽しさを実感できた、とても良い経験でした。
2022.11 EcoBalance 2022 @ Fukuoka 2回目の国際学会・初めて学会運営側に(当時学部4年生)
- 指導教員が現地の実行委員を務めていた関係で、学会の運営を手伝うことになりました。世界中の研究者が交流する場を作ることの大変さを実感し、国際学会を企画・運営してくださる実行委員会の方々への敬意が一層深まりました。
- ポスター発表は会話形式が中心なので、英語でのポスター発表は意外と難しかったです。
- 産業エコロジーという分野の多様なテーマと手法に驚きました。
- 海外の博士学生の年齢に驚きました。多くの学生が修士号取得後民間企業で働き、その経験を踏まえて、問題意識を持って博士課程に進学する方が多いです。日本と海外の「学術文化」の違いを実感しました。
- EUなど環境規制が厳しい地域からの研究者に最新の環境政策について色々教えていただきました。いつか研究留学に行きたいという気持ちが芽生えてきました。
産業連関分析系の国際学会 と 産業エコロジー系の国際学会 の雰囲気の違いを実感できました。
2023.6 IIOA Conference 2023 @ Italy 2度目のIIOA Conference(当時修士1年生)
- 大学の都合でヨーロッパに行けることに、とにかくワクワクしていました。
- 1年ぶりに再会した方々からビッグハグをもらい、「帰ってきた」感が温かかったです。
- 右も左も分からない学部4年生からアカデミアの世界を覗き込もうとする修士1年生に昇格し、学術的な交流を意識し始めました。
- Welcome Receptionで、研究で使用しているデータベースの作成に関わる業界の大先生に「営業」しました。研究内容を紹介したところ、興味を持ってくださり、後日発表も聞きに来てくださいました。(この先生には2022年大会のWelcome Receptionで「軽く」挨拶したことがありますが、当時は「大先生」であることを全く知りませんでした。)
- イタリア料理は美味しいです。お米が恋しくなりますが…
2度目のIIOA Conference は、学生としてだけではなく、「研究者」として学会に参加することの意義を実感できました。
2024.7 IIOA Conference 2024 @ Chile 3度目のIIOA Conference(当時博士1年生)

- 大学の都合で南米に行けることに、とにかくワクワクしていました。
- 再び、1年ぶりに再会した方々からビッグハグをもらい、面識のある方がどんどん増え、アットホーム感が湧いてきました。
- Buddy Programを通じて、イギリスに留学している中国人博士学生と仲良くなり、海外で活躍する中国人研究者と多く交流しました。
- Development Programmeに応募し、専属の討論者から論文について多くのアドバイスをいただきました。
(Development Programmeは、若手研究者が経験豊富な研究者から個別指導を受け、論文の質を向上させることを目的としたプログラムです。各発表に討論者が付き、手法やデータだけでなく、論文のスタイルや構成についてもアドバイスを受けることができます。また、参加者は討論者に直接相談する機会も得られます。https://www.iioa.org/conferences/30th/development_programme.htmlより抜粋・和訳 by 庄田)
- 指導教員の友人から、研究を何十年も続けてきた思いを直々に聞き、目指す研究者像がより明確になりました。
- これまで研究室単位で行動することが多かったですが、2024年大会は一人行動を意識した結果、想像以上に繋がりが増え、自分の研究コミュニティを築き始めました。
3度目の IIOA Conference では、慣れた環境から一歩踏み出し、研究面でもプライベートでも、新たな良縁を多く得ることができました。