ここでは、研究留学にかかった費用と、その費用をどのように工面したかについて紹介します。
ボストンでの1ヶ月あたりの生活費は、およそ30万円 でした。
項目 | 費用 |
---|---|
家賃 | 約18万円 |
食費 | 約8万円 |
娯楽費 | 約3万円 |
物価が高いボストンでは、特に家賃と食費が大きな負担 でした。ルームシェアを活用することで、少しでもコストを抑えるように工夫しました。
今回のアメリカでの滞在費用は、主に次の2つの支援を活用しました。
この2つの支援を組み合わせることで、アメリカでの生活を無理なく過ごすことができ、日本のアパートも解約せずに済みました。
研究留学を計画する際、資金調達は重要なポイントです。私が利用した奨学金や研究費について、詳しくは以下のページで紹介しています。
研究留学を通して、これまでの私の研究生活と比較し、いくつかの違いを強く感じました。
アメリカでは論文を書くまでのスピードがとても速いと感じました。その背景には、以下のような理由があるように思います。
私を指導してくださった先生は、いつも頭の中に2つか3つの研究のアイディアがあり、1つの研究が停滞しても、別の研究で成果を出して論文を書けるようにしていました。これは誰にでもできることではありませんが、アメリカの競争社会を勝ち抜いている研究者ならではの戦略 だと感じました。
研究は個人作業になりがちなことも多いと思いますが、アメリカでは学生・先生間のコミュニケーションが活発 でした。
講演会では、講演を聞いて自分の研究に対する新たな視点を得るだけでなく、空き時間に自分の研究を他大学の先生に聞いていただき、アドバイスをもらうなど、研究の幅を広げるきっかけになりました。
私を指導してくださった先生は子育て中 だったため、週2回、決まった時間だけ研究室に来ていました。それ以外の時間はオンラインで研究を進めており、柔軟な働き方ができている点が印象的でした。
効率よく研究し、オフの時間も大切にする というスタイルが根付いているように感じました。
実際に研究留学を経験してみて、アメリカの研究スタイル や、文化 を体験することができました。
また、日本では得られなかった視点を学ぶことで、自身の研究に新たな方向性を見出すきっかけ になりました。
この経験を通じて、今後の研究に活かせるスキルや考え方を多く学ぶことができたと感じています。
研究留学に興味がある方は、ぜひ挑戦してみてください!
「研究留学についてもっと知りたい!」という方がいれば、ぜひ気軽に聞きにきてください!