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★世界に飛び出せ!大学院生のための国際交流ガイド: 助成金

大学院での国際交流に興味はあるけど、不安で一歩踏み出せない… そんなあなたへ、Cuterの体験談をお届けします!

このページの作成者

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庄田 朋申
連絡先:
本ガイドは図書館TA(Cuter)として勤務した際に作成したものです。

勤務期間 :2023年4月~
作成時身分:大学院生(博士課程)
作成時所属:九州大学経済学府経済システム専攻

どんなお話でも大丈夫ですので、気軽に話しかけてください〜

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林 萌英
連絡先:
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本ガイドは図書館学習サポーター/図書館TA(Cuter)として勤務した際に作成したものです。

勤務期間 :2020年4月~
当時の身分:大学院生(博士課程)
当時の所属:九州⼤学理学府地球惑星科学専攻宇宙地球電磁気学分野

困ったことがあれば気軽に声をかけてください!
分野: A06_理学府

国際学会参加や研究留学のための資金

国際学会参加や研究留学に必要な資金を工面する方法は、以下の通りです。

  • 国際学会参加
  1. 指導教員の研究費を使う(学部生・修士課程の学生は、指導教員の研究費で国際学会に参加することが多いです。)
  2. 自分の研究費を使う
  3. 学会参加のための奨学金を獲得する
  • 研究留学
  1. 自分の研究費を使う
  2. 留学のための奨学金や研究費を獲得する

研究費や奨学金について、具体的にどのようなものなのか、また、どのような手順で資金を獲得できるのかについて、以下で詳しく説明します。

研究費

研究費とは?

博士課程の学生にとって、主な収入源として以下の5つが挙げられます。

  1. 日本学術振興会特別研究員・DC(学振)or 九州大学次世代研究者挑戦的研究プログラム(K²-SPRING)
  2. 民間奨学金
  3. TA/RAなどの学内雇用
  4. 有給インターンなどの学外雇用
  5. その他のアルバイト

学振とK²-SPRINGでは、生活費に加えて研究費が支給され、この研究費を活用して海外に行くことができます。

ただし、研究費は限られており(年に数十万から100万円程度)、学会参加には十分かもしれませんが、長期滞在には不足する可能性が高いです。そのため、研究留学などに参加する場合は、他の研究費や奨学金と併用することをおすすめします。

 

<博士研究のための研究費>

日本学術振興会特別研究員・DC(学振) https://www.jsps.go.jp/j-pd/pd_gaiyo.html

  • 概要:優れた若手研究者に、その研究生活の初期において、自由な発想のもとに主体的に研究課題等を選びながら研究に専念する機会を提供し、我が国の学術研究の将来を担う創造性に富んだ研究者の育成に寄与することを目的とする
  • 対象者(応募条件):採用年度4月1日現在、大学院博士課程後期第1年次(DC1)または第2年次以上の年次(DC2)相当に在学する者
  • 支援内容(支援金額):
    • 研究奨励金(月額)200,000~230,000円
    • 科学研究費助成事業(特別研究員奨励費)450万円以内(研究期間が3年の場合)、または300万円以内(研究期間が2年の場合)
      +α  九州大学では、学振に採用された人は、授業料が全額免除になります。

 

九州大学次世代研究者挑戦的研究プログラム(K²-SPRING) https://k-spring.kyushu-u.ac.jp/

  • 概要:博士課程修了後の、我が国の科学技術・イノベーションの創造に直接携わる意思、能力を有する優秀な学生に対し、既存の枠組みにとらわれない自由で挑戦的・融合的な研究に専念するための経済支援を行うとともに、多様なキャリアパスで活躍できる博士人財へと導くことを目的とする
  • 対象者(応募条件):採用年度4月1日現在、大学院博士課程後期課程に在学する者
  • 支援内容(支援金額):
    • ⽣活費相当額として研究奨励費を⽉額20万円(語学向上等、自学自習にかかる支援金としての2万円を含む)を支給。
    • 研究費として年額35万円を⽀給し、授業料は半額免除。

 

<海外留学のための研究費>

若手研究者海外挑戦プログラム(令和7(2025)年度採用分以降は行われません) https://www.jsps.go.jp/j-abc/

  • 概要:海外という新たな環境へ挑戦し、3か月(90日)~1年海外の研究者と共同して研究に従事する機会を提供することを通じて、将来国際的な活躍が期待できる豊かな経験を持ち合わせた優秀な博士後期課程学生の育成に寄与することを目的とする。
  • 対象者(応募条件):
    • 採用年度4月1日現在、我が国の大学院博士後期課程に在籍する者
    • 申請時かつ採用時において、日本国籍を持つ者または日本に永住を許可されている外国人
    • 本プログラムの採用開始までに、連続して3か月以上、研究のために海外に滞在した経験がない者
  • 支援内容(支援金額):
    • 往復航空賃
      ※上記を除く交通費は支給しません
    • 滞在費(派遣国によって異なる 100~140万円)
    • 研究活動費(受入研究機関の請求書に基づきベンチフィーを支給 上限20万円)

奨学金

<国際学会参加のための奨学金>

九州大学「海外留学支援事業」(大学院 国際会議等参加支援) https://www.isc.kyushu-u.ac.jp/intlweb/Qdai-only/study/gakunaishien.php

  • 概要:九州大学の大学院生が、国際会議等において研究発表するための機会を増やすことにより国際感覚の醸成を図ることを目的とし、国際会議等に論文(連名も可とする)を提出し、研究成果を発表(口頭、ポスター)するために、国際会議等参加支援金を給付する。
  • 担当課:九州大学国際部留学課

学内限定情報につき、本ガイドでは詳細を記載しません。詳細については、国際部留学課にお問い合わせください。

 

<研究留学のための奨学金>

九州⼤学「海外留学⽀援事業」(⼤学院 中・⻑期留学⽀援) https://www.isc.kyushu-u.ac.jp/intlweb/Qdai-only/study/gakunaishien.php

  • 概要:九州⼤学の⼤学院⽣が、海外の⼤学等で研究、研鑽することにより、語学⼒・コミュニケーション能⼒・プレゼンテーション能⼒・⾏動⼒を磨き、異⽂化に対する理解と国際感覚の醸成を図り、グローバルな視野を有する⼈材として社会に貢献できるようになることを⽀援、促進するために、海外留学⽀援⾦を給付する。 
  • 担当課:九州大学国際部留学課

学内限定情報につき、本ガイドでは詳細を記載しません。詳細については、国際部留学課にお問い合わせください。