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★はじめての学会発表-ある歯学大学院生の体験記-: 3年生

歯学府大学院生の学会発表体験談。ポスター発表と口頭発表を含め、大学院生の研究生活を少しでもリアルに感じてもらえたらと思います。

学会発表再び

3年生では2回の学会発表の機会に恵まれました。

そのうち1回では受賞することもでき

本当に良い思い出となりました。

この時には、同じ分野の先生からの質問にも冷静に

目を泳がせることなく(たとえ分からないことでも)

正直に、落ち着いて話すことができました。

そして今までの内容を元に、それを論文にしよう!という次のステージへと続くことになりました。

優秀発表賞を受賞するに伴い、学会誌への投稿を依頼されるという
出来事もありました。受賞者ってそういうこともするのね、と初めて知りました。

日本語論文でてこずる

まずは日本語から、という指導教員(ボス)のお話により

日本語論文作成となりました。

読んだことはあるんです、日本語論文。

でもいざ自分が書くとなると、背景から、一体なにを書いたらいいかわからない。

一度自分なりに書いてみましたが

ほぼ全部にチェックが入るような状態で

ボスも疲労困憊のお顔でした(すみません)

まず言葉が論文っぽくないのです。

そして話があっちにいったり、こっちにいったりしているのです、

日本語で、書きやすい分、思いついたことをすぐ書いてしまっていて(私は)

同じことを何度も言い方を変えてかいてしまっていたり、

また急に思いついたからといって突然違う話題を書き始めていたり

でも自分が書いたもんだから、取捨選択したくない、という正直な心情もあり

自分の文を自分で修正できない、したくない衝動にかられるのです。

そして誰かのを真似して書いてみようとすると、

真似しすぎてしまう現状。

オマージュではなく、パクリになってしまうという現状でした。