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図書館TA(Cuter)に本の読み方をきいてみた: 村上歓奈(生物資源環境科学府)

日々、論文や専門書を読みこなす図書館TA(Cuter)。そんな彼らにきいてみました。「あなたの読書法、教えてください!」

Cuter村上(生物資源環境科学府)の読書法

はじめまして!理系Cuterの村上です。
テスト勉強のために参考書を借りたり、研究に関連した本を読んだりなど、大学では本を読む機会というものは増えると思います。
私もその一人なのですが、ここでは私の本の読み方について紹介したいと思います。

私は基本的に、ページの最初から順を追っていく読み⽅をしています。読みたい箇所のみを抜き出すパラグラフリーディングと⽐べて読み終わるのには時間はかかりますが、章の繋がりや本の全体的な概要を掴める分、得られる情報量は多いと思います。

また本の種類によって、じっくりと最初から読む精読と、読みたい部分だけを抜き出すパラグラフリーディング使い分けています自身の研究に関連する本を読むときには、その本全体の繋がりを把握したうえで、自分の知りたい情報を得たいので、精読を選ぶことが多いです。一方、テスト前によくお世話になる参考書などに関しては、自身の分からないところや知りたいところが明確に分かっているのならば、該当箇所のみを読めば効率的に情報を集められると思います。(私もよく大学一年生の頃のテスト前には数学の参考書を読み漁ってました…)

精読とパラグラフリーディングにはそれぞれメリット・デメリットがあるので、⼀概に「こちらの読み⽅の⽅が優れている」とは⾔えないと私は思います。重要なのは、【⾃分がどのように情報を集めたいのかを考え、それにあった読み⽅を選択する】ことだと思います。最初からじっくり読んで、⼀つ⼀つの内容を頭に⼊れていきたいのであれば、精読を選択する⽅が合っていると思いますし、短時間で重要な部分だけを読みたいのであれば、パラグラフリーディングを選択する⽅が効率的だと思います。

本の読み⽅には正解はないと思うので、⾃分にとってよりよい読み⽅を状況に合わせて選ぶことができたらよいですね!

Profile

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村上 歓奈
連絡先:
本ガイドは図書館TA(Cuter)として勤務した際に作成したものです。

勤務期間:2020年4月~2022年3月
作成時身分:大学院生(修士課程)
作成時所属:九州大学大学院生物資源環境科学府

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