はじめまして、中央cuterの張です。
⼤学時代までは「読書⽅法」についてあまり気付かず、⼀字⼀句漏らさず読むという通読法をしていました。修⼠課程に⼊ると、たくさんの本を読まなければならないようになりましたが、効率が悪くて、時間がかなりかかりました。あの時、初めて本の読み⽅の重要性をきづきました。
そこで、助けてくれたのは⽶国で刊⾏された「本を読む本」(How to Read a Book)です。
この本は読書法を体系的に教えてくれる本です。
本の内容を⼤まかに説明すれば、読み⽅を4つのレベルに分けて説明しています。以下の4つのレベルを要約します。(アマゾンの書評を参考しました。)
■ レベル1 初級読書 読み書きのまったくできない⼦供が、初歩の読む技術を習得するためのもの。
■ レベル2 点検読書 限られた時間内に1 冊の本のからできる限り多くのものを引き出すもの。→「速読」と⾔われるものは、ほぼここに⼊ります。
■ レベル3 分析読書 良い本を時間の制約を設けず通読して、著者の意⾒に賛成、反対の意⾒を述べるもの。
■ レベル4 シントピカル読書 1冊だけではなく、1つの主題について何冊もの本を相互に関連づけて読むためのもの。
私はこの本を読んで結構参考になりました。普段は「レベル2 点検読書」段階の読書法(⽬次を⾒て、ところどころ拾い読みをする。)を使っていますが、いつかレベル3に達すように頑張っています。
調べたところ、この本は九⼤の図書館にも置いているので、興味があればぜひ読んでください。