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図書館TA(Cuter)に本の読み方をきいてみた: 張耀丹(地球社会統合科学府)

日々、論文や専門書を読みこなす図書館TA(Cuter)。そんな彼らにきいてみました。「あなたの読書法、教えてください!」

Cuter張(地球社会統合科学府)の読書法

はじめまして、中央cuterの張です。

⼤学時代までは「読書⽅法」についてあまり気付かず、⼀字⼀句漏らさず読むという通読法をしていました。修⼠課程に⼊ると、たくさんの本を読まなければならないようになりましたが、効率が悪くて、時間がかなりかかりました。あの時、初めて本の読み⽅の重要性をきづきました。

そこで、助けてくれたのは⽶国で刊⾏された「本を読む本」(How to Read a Book)です。
この本は読書法を体系的に教えてくれる本です。
本の内容を⼤まかに説明すれば、読み⽅を4つのレベルに分けて説明しています。以下の4つのレベルを要約します。(アマゾンの書評を参考しました。)

レベル1 初級読書 読み書きのまったくできない⼦供が、初歩の読む技術を習得するためのもの。
レベル2 点検読書 限られた時間内に1 冊の本のからできる限り多くのものを引き出すもの。→「速読」と⾔われるものは、ほぼここに⼊ります。
レベル3 分析読書 良い本を時間の制約を設けず通読して、著者の意⾒に賛成、反対の意⾒を述べるもの。
レベル4 シントピカル読書 1冊だけではなく、1つの主題について何冊もの本を相互に関連づけて読むためのもの。

私はこの本を読んで結構参考になりました。普段は「レベル2 点検読書」段階の読書法(⽬次を⾒て、ところどころ拾い読みをする。)を使っていますが、いつかレベル3に達すように頑張っています。

調べたところ、この本は九⼤の図書館にも置いているので、興味があればぜひ読んでください。

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張 耀丹
連絡先:
本ガイドは図書館学習サポーター/図書館TA(Cuter)として勤務した際に作成したものです。
勤務期間:2019年4月〜2021年3月
当時の身分:大学院生(博士後期課程)
当時の所属:九州大学大学院地球社会統合科学府