九大図書館で日々活躍している図書館TA(Cuter)。
学習相談や講習会、Cute.Guides(このサイト)の記事執筆など多方面で活躍する彼らも、普段は大学院で研究に邁進しています。
論文や専門書など、日々たくさんの文献を読みこなすCuterたちにも、読書法を模索した時期があったはず。
そこで彼らに訊いてみました。
「あなたの読書法、おしえてください」
本ガイドでは、Cuterが実践している読書法や、参考になる資料をご紹介します。
目次から、気になる所をクリックしてください。
Cuterに読書法・資料読解法をきくと、複数人が同じキーワードを挙げていました。
よく出るキーワードをまとめてみました。ガイドを読むときの参考にどうぞ。
IMRaD
主に自然科学系の論文で用いられる構成。
Introduction(研究背景) → Materials and methods(材料と手法) → Results(結果) → Discussion(考察)
の頭文字を並べたもの。
自然科学系の論文について、詳しくは下記のガイドがオススメです。
パラグラフリーディング
段落(パラグラフ)ごとに内容を把握していく読解法。
英語教育の分野で、長文読解の技法として語られることが多い。
段落(パラグラフ)ごとに、主題文(トピックセンテンス)を意識し、文章全体の論理構成を把握しながら読んでいく方法。
英文の場合、主題文はパラグラフの冒頭に来ることが多いため、文章を効率良く読むことができる。