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図書館TA(Cuter)に本の読み方をきいてみた: 楊萌(人文科学府)

日々、論文や専門書を読みこなす図書館TA(Cuter)。そんな彼らにきいてみました。「あなたの読書法、教えてください!」

Cuter楊(人文科学府)の読書法

読書法について簡単に回答をします。もし参考になれば、幸いです。
まず、読書法は絶対正しいというのはありません。⾃分に相応しい⽅法を実践で模索するのは必須だと考えています。特に⽂学部に⼊ると読まなければいけないものが多くなるので、その過程の中で⾝に付けたものは⼀番効率的だと思っています。

⾃分的な読み⽅は以下の通りです。

まず、本を読む⽬的を作ります。
例えば、暇つぶしや休憩のために読む本であれば、時間もなんでも⾃由なので、速いスピードで不定期に簡単に読みます。学問に関する本であれば基本三回くらいに読みます。参考⽂献として有⽤である本であれば、ポイントを絞って読みます。

⽬的を設定したら、読む⽅法はそれぞれに異なります。
基本は以下のstepsに沿って読んでいる気がします。

まず、本の⽬次序⽂を読みます。ここは読まない⼈もいます。私も以前読まない時期がありました。しかし、この部分は頭の中で構成を作っていくにとって重要です。特に本が書き終わった時に作者や編者あるいは関わっている専⾨家が書いたものが多くて、おすすめの読み⽅や主旨を書くことが結構多いです。内容が理解し難しい本では序⽂に基本的な概念などを書く例もしばしばありますので、⼤事にする⽅がいいと思っています。

そして、読むときにも⼯夫が必要です。
これは⼈の思考習慣によって異なっている部分です。ここではあくまでも⾃分も習慣について説明します。
最初は早いスピードで読みます。概略と⼤体の内容を把握します。その時も本の価値を評価する段階で、この本は精読する必要があるかについて確認します。時間も限られているので、全部精読したら、他にもっとよい本に出会えられないかもしれないからです。しかし、今は特に⾯⽩くない本と感じるものでも、後になると⾯⽩いと考え始める本もあります。基本的な内容を簡単なメモや図⾯で記録を残すのはおすすめです。精読するにも其々の⽅法があります。OneNote というアプリは結構使いやすいです。本⼀部を抜き出して、そこに⾃分の考えや、何に使えるのか記録しときます。

私は本を読むときに、実際に本の作者と話をしていると思っています。いいと思う部分もあれば、違うと思う部分もあります。記録しないと、忘れますので、内容のメモだけではなく、⾃分の考えなども会話式で書けば、読んだときの記憶も喚起しやすいと思います。

Profile

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楊 萌
連絡先:
本ガイドは図書館学習サポーター/図書館TA(Cuter)として勤務した際に作成したものです。

勤務期間 :2019年4月~2022年3月
当時の身分:大学院生(博士後期課程)
当時の所属:九州⼤学⼤学院人文科学府