このガイドを最後まで読んでいただきありがとうございます。水産資源は我々の生活に深く関わっています。今回はその中から食料としての魚についてお話ししました。遠浅な海のように広く浅く(場所によってはちょっと深く)、というような内容でしたが、みなさんの身近にもある魚食文化に興味を持ってもらえたのなら幸いです。より焦点を絞った深い内容については今後のガイドで紹介したいところですが、多忙のため実現するかはわかりません。
このガイドの内容についてもっと知りたいと思った方は、このガイドの参考文献やおすすめ書籍から興味のある内容を見つけてください。今回紹介したものは参考文献などに含まれる内容のほんの一部であり、私が個人的に面白いと感じたものでも、それぞれの書籍の楽しみのためあえていくつかのトピックは紹介しておりません。ぜひ自分で読んで発見をしてみてください。
2015年に国連により決定・発表された持続可能な発展目標(Sustainable Development Goals: SDGs)は、人類の今後の発展をより持続可能な形で行うことを目標としています。加盟国である日本もその目標の達成に取り組んでいます。SDGsに記された17個の目標は実際はそれぞれが関わり合っていて、どれか一つだけを達成すればいいというわけではありません。
そして、SDGsの目標の一つにはLife below water(海の豊かさを守ろう)というものがあります。我々の生活に欠かせない海という環境を持続可能な形で利用しつつ、そこに存在する生命に配慮をするような関わり方が今まで以上に求められています。人口の増加により食料不足の危機が懸念される中、より効率的に食料を生産し分け合っていくためには、まずは目の前にある食料のありがたみを感じることから始められるのではないでしょうか。「魚」と一括りにせず、一種一種を学びながら、美味しい食べ方を模索することは生物多様性に支えられたとても豊かな楽しみだと思います。興味を持つことがさらなる美味しさの発見となります。
「美味しい」 その気持ちから少しだけ踏み込んで資源という側面にも目を向けてみませんか?
一人一人の関心が、世界を大きく動かす力となります。まずは、楽しく美味しく興味を持つところから!
美味しい魚は、みんなで分け合って笑顔で食べるとさらに美味しいですよ。
中央図書館と理系図書館では僕たち
図書館TA(Cuter,「きゅーたー」と呼ばれています)による学習相談を行っています。
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