2019年度(2019.4~2020.3)のCuter本棚をまとめました。
画像をタッチして、好きな本棚を覗いてみてください。
期間:2019.7-2019.8
場所:理系図書館
サン=テグジュペリが語ったとされる言葉に以下のものがあります。
船を造りたいなら、人々に細かい仕事を割り振るのではなく、果てしなく広がる海の存在を説くべきです。
※小説『城砦』(Citadelle)の一部を要約したものとして一般に流布している。もとの文章は、以下の資料等で確認できる。
山崎庸一郎訳『城砦』第2巻(サン=テグジュペリ著作集7), p.35-36, みすず書房, 1986
この言葉は、人がものごとに取り組む上で、重要な示唆を与えるものです。
大学では、研究や課外活動など、人々と協力して、根気よくプロジェクトに取り組まねばならない場面がいくつかあります.
これらを“船を造る”ことに例え、今回のCuter本棚では、私たちを“果てしなく広がる海”へと導いてくれそうな本を集めました。
Cuter達が実際に読み、自らの研究、探求活動を進めていく上で重要なアイデアを得た本です。
これから最初の夏休みを迎える1年生や、大学で何か打ち込むものを探している方に特にオススメです。
期間:2019.11-2019.12
場所:理系図書館
ベストセラーは、確かに面白い。キャッチーなコピーとタイトルが当てられて、何より文章が平易。
読んだら「価値観が変わった!」と意識がちょっと高くなる。
でも、ちょっと待ってください。そんなに簡単に価値観って変わります?
同じような読書体験を他の人びとも味わってると思うと、ちょっとゾッとしません?
読めば誰もが感動し、一生の友となるような本なんてあり得ない!
自分自身の人生にピタリとはまる一冊は、地道に探す他ありません。
その一冊はきっと、ベストセラーの中には見つからない——
この本棚では、ベストセラーじゃないけれど、私たちCuterの心に残っている本を紹介しています。
ちょっと尖った知識や感動を味わって、「売れてない≠面白くない」を実感してみませんか?
そしてこの広大な図書館から、あなただけの一冊を探してみませんか?
期間:2019.10-2020.3
場所:医学図書館
「よみぐすり」は、読んで字のごとく「読む薬」であり
(多くの本がそうなのですが)読んだあと
その人になにか良いものを残したり
その時々の悩みや不安を除いてくれたり
まるで「薬が効いた」ような気持ちにさせてくれる。
そのような本を指します。
現在は、馬出キャンパスに所属する、医歯薬系の学生をターゲットにした
<医療をテーマにしたよみぐすり>を選書しております。
この企画に伴い新たに図書館に迎えた書籍もあり、
中には「図書館にこんな本あるんだ!」という一冊も。
他学部の学生であっても、きっと良い「薬効」を示してくれますので、是非ご覧ください。
あなたに効く本、きっとここにあります。