Cuter本棚～九大図書館で読めるオススメの一冊～: 選書ツアー2019中央

本書の刊行は、教育学のアイデンティティ危機に応じつつ、その成果を諸分野の研究者や実践家、行政や市民の共有財産とすべく、多様な主体が緊張感ある議論を展開するための開かれた媒体になることを目指すものです。そのため教育学徒に限らず、学際的に広く問題関心を持つ学生が手にとることにも意味があります。「新章」をその名に冠する本書は、哲・史、心理、社会学といった様々な分析視角を備え、教育方法、教育行政、高等教育、国外の教育など種々の対象から展開される教育学研究の最新動向をつかむのに最適です。

大学生活においてネットで論文を読んだり、ダウンロードしたりした際によく使われるのはPDFです。論文を開くツールとしてしか使わない人が多いですが、それ以外の使い方を知っておくことはもっと役に立つではないかと思います。ぜひ、この教材を読み、PDFの使い方をもっと知っておいてはいかがでしょうか。

留学生向けの最新の日本語能力試験N1の単語集の本です。現在まで使っていた本をあわせて使用してはいかがでしょうか。

考古学は先史時代を研究している学科と認識されたが、実は考古学は人類が残された物質文化を研究対象にした学科である。つまり、先史時代だけではなく、原史時代も歴史時代も考古学で研究されている。しかし、文字情報が多くなっている歴史時代になると考古学は意義があるか。そのような疑問について、本書実例を挙げなから、詳しく説明した。

今まで中国初期国家形成過程についての考古学研究は主に文献資料に合わせて解釈する陶器の研究である。本書は各遺跡と地域を分析し、陶器を系統的に分析したあどに、地域性から見られる複雑な交流の視点から中国初期国家の形成過程を復元した。二里頭文化と二里崗文化の比較研究を行った。多様な形態を持つ二里頭文化から規格性が高い二里崗文化への変化過程と二つの文明期における異なる社会構造を明確にした。

この本は人類学に大きな振動を与えた。人類学で芸術をどう見るのを基礎から作っていた本である。この本は芸術人類学の定義と基本理論を提出した。羅針盤的な本とも言える。作者Alfred Gellは50代でなくなり、英気盛んな時に早世した。『Time Literary Supplement』はこの本についてこう評価した「この本は単なる人類学の著作ではなく、グローバル化理論にも大きく貢献をした」。

「資本論」は「聖書」ではなく、「マルクス」は「キリスト」でもない。現代を生きる我々に、「現実の知り方」と「現実の変え方」を示した「資本論」。その「読み方」を教えてくれるこの本であれば、我々が新たな社会を産む苦しみを和らげることができるかもしれない。

なぜ我々はリアルタイムでの動画配信を「生放送」と呼び、動画を通して語りかける「タレント」は我々を「視聴者」と呼ぶのだろうか。インターネットを漂う動画に、亡霊のように憑依している「テレビ」。これはテレビが亡霊になる前に、ゾンビとして日常に生き残っていた時代を知るための入門書。

人生は理不尽の連続だ。哲学という「思考の武器」を通じてこの理不尽の人生を常に考えていきましょう。
この本を通じて、AI、友だち、サイコパス、同性愛――身近な思考実験を通して、常識を疑うための4ステップが身につく!

拒食や過食がやめられない「摂食障害」は、若い女性を中心に社会問題の一つになっている。痩せているのをよしとする風潮や家族環境など、摂食障害の要因は複雑。そのため治療にも年月が掛かります。人間の根本である「食」という行為に表れる心のSOSを知ることは、私たちの社会がはらむ問題を理解する助けにもなることでしょう。

締め切りが近いのに新しいアイデアが出ない人、マーケティングリサーチをやっているのに有益なヒントを得られない人、アイデアを考えるために情報収集しているのにヒントが得られない人、そんな「努力しているけどアイデアが浮かばない人」のために、新しいマーケティングリサーチ手法の１つである「新奇事象」を通じて「アイデアの種」を大量にゲットしてもらう１冊です。