※中央館のみで展示
発表やスピーチで大切なことはなんでしょうか?洗練された資料デザインでしょうか?ではスティーブジョブズのスピーチはなぜあんなにも人を惹きつけるのでしょう?声ですね。そしてこの場合の声は声質のみでなくアクセントやテンポ、声色、間の取り方を含めて魅力的であると評価されます。声に自信がなくてもポイントを押さえればプレゼンで高評価を獲得して、さらに気になる人を惹きつけることができるかもしれません。新生活を迎えた良い機会です。魅力的な声を目指してみませんか?
※理系館のみで展示
「作らずに『買う』ことだって、自炊です。」一人暮らしをこの春から始めた人も多いでしょう。自炊ができるなら今がチャンスですからぜひ様々な料理に挑戦してレパートリーを増やしつつ、自炊を楽しんでください。なかには面倒臭いから、とコンビニ飯続きの人もいるかと思います。それならばまずは栄養バランスを考えてコンビニでご飯を購入しましょう。この書籍は惣菜や冷凍食品を上手く組み合わせることも自炊と定義した、料理が苦手なあなたにおすすめな気楽な自炊本です。
※理系館のみで展示
数学で扱う英語は、特殊な文法などは少なく、構文も決まったものが多いと思います。本書は、そう言った数学で扱う英語についてを集中的に扱った本になっています。実際、自分含め多くの英語が苦手な数学徒がこの本で勉強してある程度数学書が読めるレベルになっています。おすすめです。
※理系館のみで展示
原著の内容が素晴らしく、それをうまく訳されているのでおすすめです(原著が残念ながら九大圕にはありませんが、興味があれば読んでみることをお勧めします)。実際に現場で役に立つような書き方が載っており、これを読んでいるかいないかでコードの可読性がグッと変わると思います。講義や将来プログラミングをする可能性が大いにある場合は、是非読んでいただきたいです。
※理系館のみで展示
「生理」と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか?「あんまり公にいうものじゃないよ」「女性だけの問題でしょ?」私は知ってほしいです、生理のこと。女性にも、男性にも。本作では、生理用品の歴史、生理がどう扱われてきたか、今の人は生理をどう思っているのかが描かれています。近年では、新型コロナウイルス禍をきっかけに、経済的困窮による「生理の貧困」が発生しています。なんとなくタブーとされてきた生理について、一度詳しく知ってみませんか?
※理系館のみで展示
<いい文章>とはどのような文章でしょうか?人の心を打つ、心を高揚させるような文章を思い浮かべるかもしれません。しかし、本書における<いい文章>とは、自分が伝えたい情報を正しく伝えることのできる文章のことを指します。
「必要なことは洩れなく、必要でないことは一つも書かない」、「事実と意見の区別を明確に」などのわかりやすいメッセージと、具体例が並び、今書いている文章をよくするのにすぐに役立ちます。
理科系とタイトルにありますが、人に伝えるための文章を書く人全員におすすめです。
※中央館のみで展示
ロシアの文化・風俗をポジティブに語ることすら憚られるご時世ですが,ロシアで生活を送る人々がいることは否定できない事実です。
この本では,ロシア人男性と結婚してロシアに一年移住した著者がロシアという国を食という切り口から観察し,記録しています。国際情勢の報道からは想像もつかないような光景がページをめくると広がります。
今はこの本をポジティブに読むことができない,という方も,情勢や見方が安定した時にこの本をめくってみてください。
※理系館のみで展示
大学に入ると、ポスターやプレゼン資料を作る機会が増えてきます。見やすい資料を作るコツの1つとして、「色使い」があります。ただ、色の組み合わせ次第で出だちにくいかったり、場面にそぐわないデザインになってしまったりと、塩梅が難しいところです。本書では、場合に応じた色の組み合わせが多数紹介されており、自分で色々試しながら資料を作ることができるようになっています。
※理系館のみで展示
「学問には王道しかない」ごく普通の理系大学生の主人公が喜嶋先生という若手研究者と出会い,"研究"という営みの清さ,孤独さ,残酷さ,はかなさを知っていく小説。推薦者(理系院生)が初心に帰るためにたまに読み返したくなる作品です。
※理系館のみで展示
基礎科学とは何だろう?何の意味があるの?そんな疑問をもったことのある方におすすめの作品です。現役の研究者が自身の経験をもとに基礎科学の営みとは何かを語る自伝的な作品です。科学とは単なる無機的な数式だけではなく,いかに活き活きとした人の歴史の積み重ねで紡がれてきたのか,そのスケール感に圧倒されます。内容はもちろんのこと,文章の美しさにも目を見張ります。推薦者もこのような研究者になりたいです...
※理系館のみで展示
僕の専門からも一冊.本書の著者である大栗さん(素粒子物理では先生のことをさん付けします)は説明の名手で,難解な素粒子物理の概念を一般向けに極限までわかりやすく解きほぐせる稀有な人です.本書はそんな大栗さんが雑誌に寄せた記事や他研究者と行なった対談をコンパクトにまとめた一冊で,素粒子物理学の最先端のテーマを俯瞰する事ができます.専門知識は一切必要なく,学問的興奮を体感できる名著だと僕は思います.ちなみにランドスケープというのは超弦理論の専門用語でもあります.その意味は本書第11章で是非ご確認を.
※中央館のみで展示
「ショック・ドクトリン」――衝撃的な出来事を巧妙に利用して実施される市場原理主義。その教義の信奉者にとって、人々が茫然自失の集団ショック状態に陥ったときこそ、およそ不可能と思われた過激な経済改革を強行するためのまたとないチャンスなのです。本書を通して「ショック療法」の形式を学べば、権力者たちは往々にして、国民の恐怖心を都合よく利用してきたことが分かります。気鋭のジャーナリストによる世界的な名著、一読してみてはいかがでしょうか?
※中央館のみで展示
著者は気鋭の国際ジャーナリスト。これまで、『日本が売られる』(幻冬舎新書)や『デジタル・ファシズム』(NHK出版新書)をはじめ、多くの話題作を世に問うてきました。本作では、さまざまな情報が行き交う現代社会の中で、自ら真実を見つけるための方法論を提示します。戦争(第1章)、教育(第2章)、メディア(第3章)を切り口に、社会について考えるきっかけを与えてくれる一冊です。
※中央館のみで展示
3.11以後の日本社会に覚えた違和感…。その違和感から生まれた本書は、綿密な取材と分析に基づき、ジャーナリストの鋭い視点で現代社会に警鐘を鳴らします。情報の隠蔽された社会の中で、私たちはいかに考え、行動すればよいのでしょうか? 資金の流れに焦点を当て、真実の情報に辿り着くための方法論を提示する本書は、社会の権力構造について考える上でも示唆に富んだテクストです。