Cuter本棚～九大図書館で読めるオススメの一冊～: 理系Cuterおすすめの本

猫の味覚と猫を飼っている人向けのフードの選び方など、科学書としても趣味の本としても興味深い

藻類を用いたバイオエネルギー産業の最新技術についての書籍。農学部生向け。

微生物から無脊椎動物、魚類に至る水産動物の栄養学に関する書籍。農学部生向け。

今では誰もが知っているDNAの二重螺旋構造が発見されるまでの物語を、ワトソン博士自身がつづったものです。
完全版という名の通り、研究者たちの手紙や学会の様子の写真などがたくさん掲載され、当時の雰囲気や研究者たちの関係性がうかがえます。（ゴシップ要素あり）
科学がどのように行われているのか、科学の現場を感じたい方はぜひ手にとってみてください！！

一般相対性理論に関する書籍．理論物理のトップランナーかつ教育の名手として名を馳せたSidney Colemanがハーバードで行った授業のlecture noteを元に再編集したもの．
場の量子論に続く新たなlectureの出版ということで，素粒子論界隈ではかなり話題になりました．

超弦理論の基礎付けとなる共形場理論に関する書籍．超弦理論に必要な共形場理論の知識がコンパクトにまとまっている現代的なテキストです．
僕も弦理論を勉強していてわからないことが出てきた時によく参照します．

場の量子論に関する古典的テキストです．
数式の導出が丁寧でじっくり腰を据えて勉強するのに良いかと思います．日本語の初版は40年ほど前ですが，未だに色褪せぬ名著です．

無料版イラレとして論文執筆でも活躍するInkscapeのガイド．やりたい操作ごとに細かくまとまっていて，参照するのに便利そうでした．

料理を真面目に見てみると、実は物理学としても興味深いものがたくさんあります！
パンはなぜこねるといいのでしょうか？チョコレートのテンパリングはなぜ必要なのでしょうか？
ハーバード大学の物理学の真面目な授業から生まれた本です。身近なものの中にひそむ柔らかい物質の物理 "ソフトマター物理学"の世界へようこそ。

ヘミングウェイの “老人と海” をもじって、"老人と海と、PhD(博士号)"。
博士課程という特殊で険しい道のりにおける様々な側面に関する7つのお話をユニークかつユーモラスな語り口で紹介。

一線の物理学者が書いた、Pythonで学ぶ機械学習と物性物理の本です。
機械学習を物理学に応用したい、また物理の知識を使って機械学習について考えたい数物系の人におすすめ。

右翼、左翼、保守、リベラル。聞いたことはあるけどよくわかっていない人は多いのでは。この本では右か左かではなく経済と政治の二次元で思想を考えます。今の日本と過去の日本、アメリカと中国、EUとロシア、それぞれリーダーがどのような考えを持っているのか。これを読めば、世界情勢が理解できるようになります。
2022年に私が読んだ中でNo.1におもしろかった本です。ついでにこの著者の他の本もおすすめです。

経済学って難しそう。勉強したいけどハードルが高い。そう感じている人にオススメです。経済の入門書として非常にわかりやすく解説されており、なんとなく疑問に思っていたようなことをわかりやすく解決してくれます。お金の役割について、政府がしていること、働くこと、これらがどういう意味なのか。そして、私たちは将来の不安の中どう生きるのか。経済にとどまらず、人生について考えさせられる本です。まじで。

DX超入門多くの企業が力を入れていて、最近話題のDXですが、DXって何？デジタル化することはわかるけどよくわからない。
そんな人にはぜひ読んでいただきたい一冊です。
そもそもDXとは何なのか。DXによってどう社会が変わるのか。どう使えるのか。
最新技術やおもしろい話も含めて解説してあり、幅広い例と丁寧な説明で知識も広げられる良書です。

料理の基本やお手軽レシピだけではなく、食材のストック術も満載の１冊。
一人暮らしを機に自炊を始めたいあなたにまずこの本から！

細かいテクニックは無用！
フライパンや電子レンジなどで手軽に美味しく作れるレシピが満載！
気軽に美味しく料理を作りたい人におススメ。

忙しくて夜遅くに帰ったときに夕飯を食べたいけど、疲れて手軽に作りたい、かつカロリーが少ないものが食べたいあなたにおススメしたいレシピ本。手軽でヘルシーなだけではなく、食べた後の充実感のあるメニューが勢ぞろい！！是非お試しあれ！

「コミュニケーション」とはそもそもどのような営みでしょうか？
この本では、小説や漫画での会話を基に、私たちが普段何気なく行っている「コミュニケーション」について深く考えさせられる1冊です。
ただ「言葉を交わす」行為ではない複雑な営みだなと改めて感じさせられました。

うつや不安感情といった心の性質は一見私たちにとっては「不利」なものに思えます。
では、なぜ、うつと不安が進化の過程で淘汰されずに残ってしまったのでしょうか？
「こころ」を進化の視点から眺められる1冊です。

うつ病などの「こころ」の疾患は、一目では分かりにくく謎がまだまだ多いです。
この本では、精神科医かつ光で神経活動を操作する技術(光遺伝学)の開発者として知られる著者が、両方の視点から、「こころ」の不調がどのように起こってしまうのかに迫っていきます。臨場感ある語り口と幅広いバックグランドに裏打ちされた鋭い洞察に惹かれます。

感情に関する神経科学の入門的な1冊。
心理学における感情の知見やヒトやマウス、無脊椎動物の感情研究の概説だけではなく、神経生物学の実験に欠かせない手法や論理的な考え方も学べるので、神経生物学の研究を始めようとしている方には是非読んでほしい。

日本人の英語って、なぜかみんな共通した間違いがあるよな…と感じていたところに的確な本があったため選びました。
よくある間違いを訂正してくれる、少し英語に慣れてきた人に手に取って欲しい本です。

海外ツアーの添乗員の物語です。
海外旅行あるあるや、海外ならではの苦労がリアルで面白いと感じました。このような物語を通して、憧れを仕事にするということや、海外渡航のリアルを考えさせてくれる良い物語だと思います。

古代から「綺麗な石」に人間は惹きつけられてきました。そんな石にまつわるエピソードから石について学ぶことができる本です。

ネットニュースなどでも話題になった魚の「自我」についての研究です。魚を見る目が変わるかも？実験方法や結果も面白いので生物の行動や意識について興味がある人はぜひ読んで欲しいです。

かの有名なラッパー、スヌープドッグのお料理本ということで、面白半分にでも手にとって料理を学ぶきっかけになればいいなと思いました。

今では誰もが気軽に使っているSNSですが、使い方を間違えると法律を犯してしまうことも。
知らないじゃすまされない、ITリテラシーは今やSNSを扱う誰もが学ぶべき知識です。

今後おきる人口減少の可能性について考察されている本です。増加する傾向にある人口に向けて構築されている今の社会は、人口が減少することにより現在の構造を維持できなくなる可能性があります。その原因やリスクについて警鐘をならすのがこの本です。

エンジニアの方がおすすめしていたLinuxの初心者向け教科書です。幅広い分野でITエンジニアスキルが求められている昨今、どこから始めて良いかわからない場合や、専門用語が多すぎてわからない人にとってこの本は理解しやすく書かれていると思います。
マンガ仕立てなので、読むことへのハードルが高くなく、絵のおかげでイメージがつきやすくなっています。

Linuxの初心者向け教科書のパート2です。
基礎編で得たスキルをそのまま応用編で活かしましょう。
マンガ仕立てなので、読むことへのハードルが高くなく、絵のおかげでイメージがつきやすくなっています。

Linuxの初心者向け教科書のパート2です。
基礎編で得たスキルをそのまま応用編で活かしましょう。
マンガ仕立てなので、読むことへのハードルが高くなく、絵のおかげでイメージがつきやすくなっています。

統計学についての本はたくさんあり、どの本が合うかは人それぞれだと思いますが、この本はおすすめです。

うまい英語というのは「簡潔さ」も必要とします。
場合によっては簡潔な英語のほうがネイティブにはスマートに感じることもあるようです。無理に長い文章や複雑な文法を使わずとも伝わります。考えすぎるよりも、まずは簡潔に言いたいことを伝えてみましょう！

生物の基礎情報を司るゲノム。その仕組みを理解し病の治療を試みる「ゲノム医療」が注目されだしたのはまだ最近のことです。これまでにない医療だからこその困難や、技術の発展や人々の挑戦によって徐々に道が拓けていく様子をアシュリー博士が語ります。物語のように読みやすく、研究の臨場感を味わえます。

内容は大学の講義レベルかそれ以上に詳細なのに読みやすい。そしてところどころユーモラス。生物の生存にかかせない「免疫」というものを学問の発展の歴史と共に丁寧に説明してくれる一冊です。
去年8月に執筆を終えられたとあって、新型コロナウイルスや最先端の研究まで触れられています。

科学英語の正しい使い方をSDGsというテーマから学ぶことができる本です。
今では馴染み深くなったSDGsをとっかかりに、実際の科学英語に慣れてみるのはどうでしょうか。