2階にRG18 Entry#:7Aのチェックリスト(陸軍)があり、このチェックリストで部隊名と作戦日で特定していくことになる。米国国立公文書のアラバマ州のMaxwell基地の” Air Force Historical Research Agency”のWeb Siteで戦闘詳報(Mission Report)を探すことができるようなので、事前にネットで調べられたい。小生二日市の電車銃撃の部隊(第7航空群301Fighter Wing,第5航空軍348Fight Wing)の1945年8月8日の戦闘詳報を捜したが、米国国立公文書館のチェックリストでは特定までたどり着けなかった。出撃していない可能性も含めて、様々な視点から再検討しつつ、捜していく所存である。おそらく国立公文書館には所蔵されていないのであろう。
今後戦闘詳報の特定の仕方については徐々に情報を追記していきます。情報の提供をお願いいたします。日本には笑話の語べがおり、引用をきちんとしないために、出所がわからない。一人一人が笑話の語べにならないようにお願いいたします。
アラバマ州のMaxwell基地であるが、米国国籍がないと資料を閲覧できないという話を耳にしました。同基地に調査に行かれる際には、事前に確認をしてから訪問ください。
ソロモンとガダルカナル B17s VS Zeros CS 11
サイパン CS 3338, 2498, 3097
ヒマラヤ越え(Matternhorn) CS 1807, 1816
日本兵への尋問 CS 1024
東京大空襲 CS 8184~8170(欠落あり)
神戸空襲 CS 4046
大阪空襲へ向けての離陸 CS 4047
九州への空襲 CS9358, 9361
ビルマロード CS 2838, 3488, 2307
硫黄島 CS3337
二日市の電車銃撃 CS 9867
中島飛行機への空襲 CS 3655
ゼロ戦 CS 7620
P-51 CS 8697
B-29 CS 8094, 8111, 8113, 8118
4階のMotion Picture, Sound & Video Research Roomで動画を捜すにはどうしたらいいのか,説明する。以下2016年9月訪問時のメモである。このページは今後改善していくので、皆さんからの情報提供をお待ちしています。
日本空襲時に護衛任務についた戦闘機が帰りに余った弾を船舶への機銃掃射も敢行されたが、その時の映像が戦闘機に備え付けられたガンカメラで撮影されていた。ここまで完膚なきまで撮影されていたのかと思うと、記録を残すという点では話にならない。
4階のMotion Pictureの部屋でRG18 CS Seriesの中にガンカメラの映像がある。小生が無作為に請求した「RG18 CS9360」(船舶への攻撃),、「RG18 CS9367」(二日市の電車銃撃など)のフィルムは一巻で約20分ほどかかる。場所の特定が難しいが、生々しい映像である。2916年9月26日にMotion Pictureを請求したが、特定する情報が必要になる。今後この点を調査し、判明したらこのホームページで情報を公開していきたい。二日市の電車銃撃は特定できるが、なかなか特定が難しいため、チェックリストがブランクになっている。何も書かれていないことから、ガンカメラの映像であろうと推測して、映像をチェックするしかない。
よく使われる映像(Videotape Recordings Audio Reels Audio Cassettes Card Catalogues DVDs)は移動書架に並んでいるが、一部がRG18 CSはVideotapeに収められ、書架から取り出して映像を見られるようになっている。二日市の電車銃撃「RG18 CS9367」はVHSで書架から取り出して、映像を見ることができる。操作はきわめて簡単である。書架に並んでいれば、すぐに取り出せる。
一部のRG18 CSはパソコンで映像が見られるようになっており、鮮明な画像である。ハードディスクに収められている。小生Room4000のアーキュビストがハードディスクをわざわざ持ってきてくれて、これを見ろと言って、PCにハードディスクをセットしてくれた。主要な空襲出撃の映像が鮮明な写真で収められている。ヨーロッパ戦線、太平洋戦線、ヒマラヤ越えのB-29など3分から15分ほどの時間でながめることができる。書架のVHSに比べて画像が鮮明である。日本空襲に向け離陸するB29などの映像が多く、生々しい空爆の様子を写したものは少ない。何らかの規制をかけているのであろう。
ガンカメラの映像はチェックリストに何も書いていないものから、逆にガンカメラの映像であろうと推定して見るしかない。日本の国会図書館憲政資料室や国立公文書館でもぜひ映像も収集し、完璧な目録を作成していただきたいと切に願う次第である。動画までここまで組織的に収集して、公開している米国国立公文書館のすごさをあらためて痛感した。写真(Still Picture)と動画(Motion Pictue)を区分して整理して公開している。
空襲だけでなく、戦場の記録も残されている。ここまで記録を残されているのかと思うと、情報戦に完敗したことがよくわかる。