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アーカイブ情報あれこれ: 国家記録院大田本館

国家記録院大田本館

 ソウル駅からKTXに乗車して1時間で大田駅に着く。同駅から地下鉄を利用して、8駅目の「政府庁舎駅」で下車して、上にあがれば(4番出口)、サムソン生命保険の入ったビルである。地下鉄の駅構内に地図があるので、政府庁舎をさがし出し、それを目指し地図の通りに歩けばよい。地上に上がれば4つのビルの塊が見える。ビルの塊の正門を入り、建物のイースト(東門)の入り口で荷物の点検を受け(鞄だけ)、それから左にある国家記録院大田本館の資料閲覧室にいけばいい。スタッフが二人で、親切である。どのような資料が見たいのか伝えれば、検索してくれる。ハングルで書いたメモを事前に用意して、渡せばいいだろう。(韓国人と一緒にいかなければならない。外国人には、研究目的などの書類を出さなければならない。韓国人と一緒だと不要である。この点はルールが改正されているかもしれない。確認されたい。2024年6月訪問時にはルールは変更されていなかった。日本の外務省や国立公文書館はこの点に改善を申し入れるべきだ。)徒歩5分。地下鉄で行くのが簡明である。タクシーであれば、政府庁舎の北門(ロータリーがある)で下車して、東門から入る。KTXの大田駅から6キロメートルで約8500ウォン。韓国は高速バスが発達しているので、高速バスで大田に入る手も検討されたい。Google翻訳で何とかなるだろう。

 地下鉄政府庁舎駅の上側(地図で)に4つのビルのアイコンが目印。

 

 展示場と書庫は少し離れたところにあるが、展示は素晴らしい展示である。プロ好みの展示内容で、けばかばしさがないのがいい。事前に予約をしておけば見学も可能である。展示されている崔敏植の写真は、韓国人の日常をあざやかにレンズに収めている。釜山の博物館はこのような写真を展示すればいいのに!

 食堂はノース(北門)出口を出て、横断歩道を渡った建物の地下一階にある。韓国料理と中華料理のランチがあり、食堂が二つに分かれている。また喫茶店(EDIYA COFFEE)もある。11時ごろから午後1時半ごろまでが営業時間である。喫茶店は1時半以降も営業している。

 

メールでの問い合わせ(国際協力担当) jayseo@korea.kr(メールを読まないときがあるので、返事がない時には再度メールを送信すること)

FAX: 042-472-3906   TEL: 042-481-6300

地下鉄の他に、大田駅からバスであれば、102 605 606番バス。

住所:大田広域市西区先史路139 政府大田庁舎2棟

 

 2024年6月に訪問したが、右手の建物「管理事務所」で入館証を発行しなければならず、警備員から右の建物に行くように指示された。警備員がいて、荷物のチェックを受ける。総合案内があり、そこで来た目的を話し、釜山の国家記録院とのメールでのやり取りなどを見せて、国家記録院大田本館で資料を閲覧するために来た旨説明した。パスポートを渡し、入館証を発行してもらった。

 国家記録院大田本館は2号棟East Gateを入って左側にある。その前に上の写真の右上の建物(管理事務所, 緑色)で、訪問目的を説明した。

 

  East Gateから入る。荷物検査を受ける。入って左が国家記録院大田本館

 女性スタッフが2棟の入り口(East Gate)まで案内してくれ、玄関から入り、荷物のチェックを受ける。建物内には入らずに、左側の国家記録院大田本館に行く。事前にメールで申請しておいたにもかかわらず、メールを読んでおらず、資料が閲覧できなかった。短期滞在の外国人の場合、事前に研究計画書が必要であるとのこと。jayseo@korea.krにメールしたが、返事もなかった。個別のアーキュビストとコンタクトしないといけないと痛感。6月訪問時に名刺を受け取ったので、次回からは直接メールでやり取りをして、必要書類を確認したほうが無難であると思った。2025年3月訪問時にはスタッフに事前にメールを送り、返事があった。ハングルで書かれたメールをプリントアウトして持参し、「案内」で提示したところ、スムーズに進んだ。

 入館証をタッチして、ゲートの中に入る。食堂は地下1階(B109)と19階にある。食事の支払いは、カード決済する。地下1階にはTTT Coffeeがある。アメリカンは2000ウォン。11時半ごろから急に混み始める。19階の食堂はお昼のランチは4500ウォンで、カードを差し込んで決済する。地下一階には郵便局や銀行のキャッシュコーナーがある。食堂、喫茶店も地下一階にある。2025年3月訪問時、カードで決済できず(セキュリティーがよくないのだろう。F銀行のVISAカードは詐欺の可能性があると判断して、決済できなかった。仕方なく入口のカウンターに行き、6500ウォンを現金で社払う。お釣りがないようだったので、現金で支払うのは少ないのだろう。お盆、スプーン、箸を持ち、カードで決済する。それからご飯、スープ、キムチなどを取る。)その後でTTT喫茶でアメリカンコヒーを頼んだが、2500ウォンに値上がりしていた。TTTで現金で注文した場合は、「呼び出しベル」を受け取り、ブザーが鳴ったら受け取りに行くシステム。カードを使い、販売機の画面上で発注した場合には、販売機の上の画面表示に番号が表示されたら、カウンターに行き、受け取るというシステム。お昼時には混んでいて、コヒーを飲みながら会話を楽しんでいる。13時になると、ガラガラになる。国家記録院では資料の閲覧がお昼休み12時から13時まではできない。同じことが図書館などでも行われるのだろう。昼食時には喫茶店や食堂は人が集中するが、昼食時間が明確であることが背景にあるのだろう。国家記録院の釜山支所では、11時半になると食堂がいっぱいになり、12時には誰もいなくなる。

B109 食堂 カードで決済するが、入って右側で食券を購入することもできる。小生のVISAカードはセキュリティーの関係で決済ができなかった。

お昼のランチタイムで賑わうTTT Coffee 自動販売機はカードで購入。この右側で現金で購入できる。現金で買った場合、ブザーが渡される。

 2棟東から北に向かい、道路をわたった建物の地下一階にもレストランとEDIYA COFFEEがある。レストランは韓国料理とSpecial Food(中華6500、4500、夕食6500ウォン)がある。ここの食堂は朝食(07:30~09:00)、昼食(11:00~13:00)、おやつ(15:00~16:00)、夕食(17:30~19:30)を提供している。おやつの時間はほとんど客はいない。

 

 宿泊したホテルの東横イン大田政府庁舎は大田政庁や駅からアクセスがよい。4番出口を直進して、公園の横を歩き、最初の角を渡り、左折して少し歩き右折すればよい。すぐわかる。ソウル行き(ソウル京釜、高速バスターミナル)の高速バス乗り場であるが、東横インから近い。大田政庁(庁舎)から近い。緑色のバス停の前の小さな建物が目印なる。前回はスタッフが日本語がうまくないと思ったが、2025年3月訪問時は、日本語の発音がきれいな方が二人ほどいて、親切だった。高速バスで釜山までの行き方を尋ねたが、3時間かかるかもしれないとのことだったので、釜山行きの高速バスターミナルが離れているので、KTXで釜山に行くことにした。

高速バス乗り場は右側のバス停。政府庁舎、東横インホテル、左下の地下鉄の駅の位置関係

 高速バスに翌日朝乗ってソウルに向かおうと前日予約に行ったが、機械の自動販売機が置いてあった。「日本語」をクリックして、目的地「ソウル」をクリックして、次に「日付」をクリックすればよい。そうするとバスの出発時刻が現れる。木曜日の夕方に行ったが、残念ながら金曜日朝の便は売り切れであった。前々日に申し込まないと朝の便は座席が確保できないのであろう。仕方なく、大田駅まで行き、KTXの切符売り場でソウル行きのKTXを予約した。地下鉄は午前5時半ごろから動いている。駅と駅の間の時間が約二分で8駅あるので、8×2=16分と所要時間を概算すればよい。大田駅にはコンビニやフードがある。大田政庁(庁舎)駅のコンビニも朝から営業している。

 

大田政庁(庁舎)駅からソウルバスターミナル駅行きの翌日早朝のバス乗車券はSoud Outでした。KTXでソウルに向かうことにしました。

 高速バスのガイドはプルダウンして「KTXと高速バスでの移動」をご覧ください。

 

ソウル行き高速バスはここの自動販売機で切符を買い、搭乗する。自動販売機はカード決済。

 

 2025年3月12日、ソウルの高速バスターミナル駅から2時間かけて大田政庁(庁舎)に向かった。前日に切符を購入した。トイレ休憩はなく、高速道路を走る。バス路線は確保されており、ソウル市内の渋滞に巻き込まれる心配はない。7時21分発9時17分到着予定で16900ウォン(予定より5分ほど遅れて到着した)。乗車する際に、切符を読み取らせると、座席の色が緑から黄色に変わる。乗車予定者が揃うと出発。出発時刻とプラットホームで乗車バスを特定するということ。一番前の3番座席を購入時に指定した。

 

 

 

 資料をコピーする際には、地下一階の郵便局まで行き、現金で収入印紙を買わなければならない。この場合、身分証明書を預けて、政府庁舎の中に入らなければならない。わざわざ韓国まで来ている以上、プリントアウトして持ち帰るのがいいのではないか。電子化された資料であれば、PDFで送信してもらうこともできる。

  2024年6月は入館証でタッチすれば、政府庁舎の中に出入りできる。それゆえ地下1階のレストランや喫茶店TTT COFFEEでコヒーを飲むことができた。地下一階にはキャッシュコーナーもある。

ソウルの高速バスターミナル(ソウル京釜)から大田庁舎駅

ソウルの地下鉄の高速バスターミナル駅から大田庁舎駅までの高速バスですが、2025年3月12日に午前7時21分発に乗りました。前日切符売り場の販売機で購入しました。対面売り場の販売員は英語があまり話せず、漢字も読めませんでした。西釜山の沙上駅のバスターミナルと大違いです。自販機は日本語の表示もあり、わかりやすいので、大丈夫です。ソウル京釜→釜山総合は4時間かかります。下車ですが、終点です。また4つのビルが目に入れば、そろそろ到着するとわかります。ソウル京釜→西釜山(沙上駅)は4時間20分かかります。大田庁舎からソウル京釜も本数が多く、利用価値がありそうです。

日付を確認して、到着地を大田庁舎を選びます。

 

7時21分発の高速バスをクリックして、座席を指定して、カードで決済します。

搭乗する高速バスです。時刻と出発地目的地が書かれています。

 

バスに搭乗する際に、購入した切符のバーコードを読み込ませます。読み込むと、座席の緑のランプが茶色に変わり、予約者が乗り込んだことがわかるシステムです。ソウル京釜→大田庁舎は2時間で、途中休憩はありません。

日帝強制動員被害者支援財団の委託調査報告書で開示されたリスト

 38点の委託調査報告書の内15点が閲覧できました(2025年3月11日)。リストを掲げます。PDFでも提供されます。残りの委託調査報告書の閲覧も申請中です。この調査報告書に関して日帝強制動員被害者支援財団に何度も手紙を出しましたが、返事はありませんでした。委託調査報告書の内容は精査しておく必要があります。今回閲覧したリストの番号が飛んでいます。下のPDFで確認してください。所蔵先を探し出すのに時間がかかりました。