パリ北駅の正面左側のエレベータを降りたところに「手荷物預かり」がある。
小さいのが5.50ユーロで中型が7.50ユーロ、大型が9.50ユーロで、最初の1日分だけカードで支払う。現金もOKだが、ややこしい)。英語表示に従えばいい。24時ごとに5ユーロ課金されるが、受取時に支払う。北駅の地下である。正面に向かって左側の階段を下りればよい。プラットホームの3番4番側の下。エレベータで降りて右側にある。レンタカーの予約も同じ階である。荷物のチェックを受けて、入る。監視員2名がいて、金属探知を行っている。財布や携帯電話は外して、プラスチックの箱に入れ、金属探知を受ける。
手荷物を受け取るときには、 1日超過すれば5ユーロをカードで支払う。バーコードを読み取り、それをカードで決済するというやり方。バーコードをなくすと、面倒なことになるので、注意。二人の監視員のスタッフがいるが、雑な対応しかできない。
乗車券はパリ北駅のユーロスター切符売り場で買う。ユーロレイルパスを所有していれば、1日分を使い、30ユーロ払い座席指定すれば、2等に乗れる。ロンドンまで2時間15分である。前日に買っても、当日に買っても、座席があれば30ユーロである。これは助かる。
パリ北駅でエレベータを上がって、ユーロスター乗場に行く。ユーロレイルパスは左側から入る。パスポートと入国カード(Border Force)を示す。入国カードは日本語版もある。
英国への入国審査も搭乗時に行われ、滞在期間を聞かれ、どこに泊まるのか、目的は何かなどを質問される。滞在先に関して尋ねられたので、B&Bとかホテル名を答える。荷物をX線の機械に通す。
1号車から10号車が前、11号車から20号車が後ろ。CostaとEXKでコヒーとパンなどを売っている。新聞FT、 New York Timesを売っている。
ネットはつながりにくい。軽食は8号車7号車にある。アメリカンは3ユーロと4.3ユーロ。7号車の方が空いていた。
時刻、切符のネットでの購入・手配は下記のサイトを参考にしてください。手配が早ければ安くなる。
http://www.raileurope-japan.com/train-tickets/journeys/article/london-paris
ユーロレイルパスを持っていたので、往復を予約した。座席指定料片道10ユーロである。ストラスブルクの新市街は2017年に世界遺産に認定されたばかりだったので、往復とも満席に近かった。TGVは予約しておかないといけないと思った。日時と出発時刻か、到着時刻を伝えること。パスポートとユーロレイルパスを提示すればよい。ドイツであれば時刻表を印刷してくれるが、フランスはしない。ドイツの高速鉄道ICEも国境を超える場合には座席指定券が必要。
1988年に旧市街が世界遺産に指定されている。素晴らしい彫刻が外壁、内壁に彫られているカトリック教会ノートルダム大聖堂が聳えている。周りにはお土産屋が並んでいる。
イル川の中州である旧市街「グランディル」は、町全体がユネスコの世界遺産にも登録された。世界遺産の街並みを歩いて回ることができる。イル川遊覧船で一周してもよい。ドイツ国境なのでドイツ人の観光客も多い。2017年に新市街ノイシュタットも世界遺産に指定された。新市街はドイツ占領期の1870~1918年に建設された町並みである。
薄い塩味のピザであるタルトフランベ(Tarte Flambee)、キャベツと豚肉のシュクルート、伝統料理のケーキであるクグロフ(Kuglhopf)は代表的なアルザス料理で、辛口の白ワインを飲みながらぜひ堪能されたい。
パリ東駅正面の道を渡ったところでもアルザス料理を堪能できる。
www.strasbourgeoiseparis.com
Choucrouteが代表的なアルザス料理で、辛口の白ワインと一緒に注文するか、ピザのタルトフランベを注文するか悩ましい。二人であれば、それぞれ注文してシェアーするのがよい。英語のメニューは下記の通り。同じChoucrouteにもいろいろな種類がある。
http://strasbourgeoiseparis.com/images/docs/strasbourgeoise-carte-en-automne-hiver-2017.pdf
RESTAURANT LA STRASBOURGEOISE
5 rue du 8 mai 1945, 75010 PARIS
Tel : 01 42 05 20 02
チップの慣習はアメリカやイギリスほどではない。料金を支払い、おつりを受け取り、それから退出する。テーブルにチップを残してもよいし、残さなくてもよい。サービス料金が入っているとのことである。
北駅と東駅周辺には格安ホテルが多い。エレベータがないホテルもあり、荷物が重いと上の階まで運ぶのが大変である。朝食はきわて簡単なもので、フランスパンを切ったものとバターと牛乳である。泊まるだけと割り切ること。TVはBBCなどの英語放送はない。スタッフは片言の英語を話すので、後は身振り手振りで会話すること。親切なスタッフが多い。Expediaなどのサイトでホテルを探す際には、レーティングとコメントを参照すること。
フランス人の知人の話では、行動する際に何も考えない人がいるということなので、細心の注意をすること。道は尋ねないこと、自分で地図を確認すること。