3月23日から閉鎖されます。
キャンベラのホテルは総じて価格が高い。ユースホテルであるキャンベラシティYHA(Canberra City YHA)やオーストラリア国立大学の学生寮(長期休暇中)を大学院生ならば最初にリストアップすべきであろう。ユースの4人の相部屋でも3500円から4000円もする。
39番バスを利用して、次のホテルも比較的安い宿泊代のようである。朝夕にはバスの本数が多いので、バスを乗り継いでオーストラリア国立公文書館や国立図書館までいけばよい。Watson地区にある。Ibisが一番安い宿泊料金のため売り切れのときがある。
Red Ceclars Motel Canberra Carotel Motel Ibis Budget Canberra
56、57,758、200番バスを使って University of Canberra Villageを利用してもよい。Bruce地区にある。
Expediaのサイトで捜すと時々掘り出し物がでる。一週間単位で検索されるといいかもしれない。オーストラリアは資源国であり、総じて物価が高い。特にホテルと食事は高いので、宿泊代を浮かす努力を惜しまないことが大切。
オーストラリア国立図書館(National Library of Austraria)
住所はParkes Pl W, Canberra ACT 2600である。財務省が隣である。財務省の目の前にあるバス停(King Edward Terrace通り)で降りて、駐車場を抜け階段を上がれば正面入り口である。クロークに荷物を預ける。少し入った受付でLIBRARY CARDを作成してもよいが、どこのReading Roomでも作成できるようだ。私はThe Pictures and Manuscripts Reading Room でLIBRARY CARDを作成した。住所はオーストラリア国内の住所を打ち込むことになっており、困るのだが、ホテルの住所でいいということであったので、ホテルの住所を記載した。電話番号は自宅と携帯番号にして、メールアドレスを記載した。きわめて簡単。入力が終わり次第、スタッフが作成してくれたが、親切である。
開館時間は以下の通であるが、ホームページで確認されたい。https://www.nla.gov.au/visit 月曜日から木曜日までが9AM―9PM、金曜日と土曜日が9AM-5PM、日曜日1:30PM-5PM
The Pictures and Manuscripts Reading Roomは2階にあり、月曜日から金曜日までが9AM-5PMである。ここにはRichard G. Caseyの日記がある。他に日本の外交文書のマイクロフィルム(米軍に押収されたもの)がある。米国の議会図書館や日本の国立国会図書館にあるのと同じものである。R.G. Caseyの日記は超一級資料で、日豪関係、豪米関係、豪英関係、英国とインド独立、戦時中の中東情勢などケーシーの優れた政治センスが垣間見られる。日米開戦を避けるべく、ワシントンDCで奔走したケーシー日記を小生は食い入るように読み込んだ。チャーチルが彼の政治センスを見抜き、オーストラリア外務省から引き抜き、英国の高官として中東に派遣されたこと、インド独立に直面したケーシーとガンジーの対峙、戦後の日豪関係の構築、彼は偉大すぎる外交官であり、政治家である。彼を見抜くチャーチルもまた偉大な政治家である。(The Casey Familyの目録は完備されている。請求記号MS6150で戦時期はBox24にある。新聞の切抜はBox40にある。)目録は黒のバインダーに綴じられ閲覧室に備えられている。請求した資料は箱ごとに後方の配架棚に5日間留め置き出来る。
Manuscriptの開館時間は月曜日から金曜日まで9時から5時までである。5時以降も引き続き資料を閲覧したいときには、4時50分に資料をMain Reading Roomの一つであるThe Petherick Reading Roomに移動してもらえばよい。カートで箱に入ったまま資料を運び、カウンターの横まで運んでくれる。資料の入った箱を、閲覧室の机の上に置くというやり方である。読み終わったら、再びカートの上におけばよい。
コピーの仕方
コピーは入口を出て右側に(入る方向からすれば左)にあるPRINT-COPY機に入金するやり方である。カードをスラッシュしてから「Add Value to your Library Card」を押し、それからコインもしくは札で入金する。領収書が出てくる。今度はそれをプリンター機のスラッシュで読み取らせ、クリックしてプリントアウトするというやり方。2013年8月現在、A4の片面が1枚15セント、両面は20セントである。A3サイズの大きさや大丈夫で、カラーコピーもできる。
食堂とBookshop
NLAの食堂Bookplate Cafeは8時半から開いている。ここで食事がとれるが、バス停の近くの大蔵省Treasury BuildingのCoffers Caféで朝食とランチをとるのをすすめる。オーストラリアの高い物価の中で、ここは手ごろな値段で食事にありつける。旧国会議事堂の前のバラ園の中にPorkBarrel Caféがあり、ここも雰囲気のいいお店である。
Bookshopが入って左側にある。お土産も売っている。