上海浦東空港から杭州まで高速バスで移動した。110元。現金で購入できる。常に身分証の提示が要求される。高速バスの出発時刻は15:00 16:00 17:00 17:40 18:20 19:00 20:20 21:00である。 高速バス乗り場まで表示に従って歩けばいい。英語ではLong Distance Bus もしくはCoachと英語表示されている。
同空港から高速バスで3時間。高速バスのエアポートバス発着乗り場を下車して、地下鉄「武林門」駅、「武林広場」駅の二駅の利用ができる。西湖の近くである。地下鉄は現金が使える。パスを受け取り、それでプラットホームに入り、また出るときに投入すれば、回収される。中国のタクシーは安いので、タクシーを利用してもいいだろう。
杭州国際空港行のエアポートバスもある。
福岡空港から杭州に行く場合は、上海浦東国際空港まで飛び、そこから高速バスで杭州市に向かうのが安上がりで、時間も短縮できるのではないだろうか。杭州ではお店がほとんどすべてスマホ決済なので、それなりに研究しておくこと。高速バスと地下鉄が現金が使えるのが助かる。
地下鉄2号線の三壩駅(A出口)から歩いて15分である。建物が新しい。杭州市豊潭路409号が所在地。三壩駅から「萍水西街」道路をすすみ、「豊潭路」との交差点で左折して直進すると、左手に浙江省档案館の新しい建物がある。萍水西街に沿って小さな食堂が並んでいる。安くておいしい、庶民の食堂。路線バスは303番バスが「萍水西街」を走っている。
手荷物検査を受け、記帳して入館。2階の档案査閲大庁で閲覧する。九州大学図書館の紹介状を持参したが、不要であった。しかし持参したほうがいいだろう。登記表に所属、身分、目的などを書かなくてはならない。この表でも資料を請求できるようだ。PC上で資料を請求し、原本をみることができる。土曜日はPC上だけで、原本を請求できない。午前9時から午後4時半まで。土曜日は9時半から午後4時半まで。
スタッフはきわめて親切であった。お昼の食堂「職工食堂」(11時半から12時半まで)もあるが、料金はスマートホン決済。食材を選び、ご飯とスープは自分でとるというやり方。小生は2点選んだ。道路沿いには食堂があるので、値段も安く中華料理を満喫できる。食べ過ぎないようにしないといけない。
今回の訪問は土曜日の1日だけであったので、目録を眺めたが、多様な資料が大量に残っている。国民党、汪兆銘政権、国民党、共産党と政権が入れかわったが、資料が残っているのではないかと感じた。資料が残っていて、公開されれば、今後研究が進むだろう。
中国のお茶の飲み方は湯呑に茶葉を入れ、お湯を入れる。お湯が少なくなれば、お湯を継ぎ足すという飲み方。日本では急須を使うが、中国ではお湯を加えるやり方。
浙江省では緑茶の一つである西湖龍井(ロンジン)を飲む。茶葉も飲み込んでも大丈夫。龍井(ロンジン)茶は中国(華中)の代表的なお茶である。中国ではお湯がいたるところに置かれている。茶葉が水筒に入っており、お湯を足していくのだろう。
高速鉄道のトイレにもお湯と水が置いてあり、水筒に入れることができる。また档案館の館内にもお湯が置いてある。
杭州の中国共産党の歴史が展示されている。杭州での共産党の歴史が展示され、国民党が台湾に退出する過程(杭州解放)が展示されている。淡々と事実を示しており、興味深く展示を見て回ることができる。西湖に面している。
孫文、汪兆銘政権(偽政権と呼ばれている)に参加した周仏海、陳公博の写真が掲げられている。二人とも若いときに共産党員だったのだろう。若き日の毛沢東、周恩来の写真もある。
浙江省杭州市西湖区北山街44-49号
(0571)86721752
露骨な展示がなく、事実を淡々と列挙している。観光地の西湖の近くなのでぜひこの記念館まで足を運ばれたい。日本の敗戦直後の金九の映像が放送されている。
二人の女性が働いていたが、朝鮮族とのことであった。二人とも昔ならったとのことで、片言の日本語が話せる。
毎日9:00~16:30まで
電話:0571-8706-4301
FAX: 0571-8706-4309
杭州市長生路55号(湖辺村23号)
ケンタッキーフライドチキンが近くにある。中国では朝食としてお粥のサービスがある。マックよりもケンタッキーのほうが人気がある。