米国国立公文書館本館はNARAと呼ばれている。Ⅱがあるのだから米国国立公文書館Ⅰと呼べばいいのに、NARAが正式名称だ。Ⅰという名称も2012年9月の訪問時にはシャトルバスなどで使われるようになっていた。
Pennsylvania Aveに面した入口から入館し、荷物検査を受ける。それが終わったら名前と入館証番号などを記入する。黄色のTemporary Resercher Passをもらい、裏面の番号を書く。直進してResearch Center Lobbyに入り、そこのLobby Desk(Information Desk)でサインインして、ついでにどのような資料を閲覧したいか言う。アーキビストを紹介してくれる。左折し進めばロッカールームG18の部屋。ここでカバンやコート、上着を入れる。カートもあるあるので、パソコンやデジカメを置いてい ざ出陣。Finding Aids RoomはG28。G28のスタッフに一声かけると(Lobby Deskでも議会公聴会文書などはアーキビストを紹介してくれる)、アーキビストかスペシャリストを紹介されるので、相談しながら、レコードグループと箱番号を特定し て、その番号をReference Service Slipに書き込んで請求する。Stack Area等の場所の特定はスタッフ(アーキビスト、ライブラリアン)が調べて記入する。アーカイブⅡと異なる資料請求の仕方である。箱は21個まで請求できる。大量にコピーをした場合に は、少しずつスタッフのチェックを受け、グリーンバック(セキュリティーバックとも呼ぶ)に入れてもらうのが、早く退館できるコツである。スタッフがグ リーンバックに入れるのに慣れていなかったため、小生が行った時には時間がかかった。2015年9月は1枚一枚チェックした。コピーする人が少ないのだろう。
CasherはG30の部屋である。コピーの入金や領収書の発行はここでするのが簡明。手書きの領収書も発行してくれる。
RG38の資料は1940年までがNARAで保管し、1941年以降が米国国立公文書館Ⅱに所蔵されている。海軍アタッシェの文書はNARAにある。世界中の情報が集められており、面白い資料がある。武官報告には様々なものがあり、困ったら武官報告である。
パールハーバー査問委員会の資料が入っているRG128もNARAにある。この目録はG28の部屋にはなく、Reserch Roomの奥の部屋に入ったところにある。RG128:Joint Coms この奥の部屋に議会公聴会の目録も並んでいるのであるが、2015年9月にはアーキビストと一緒でないと入れなくなっていた。人手不足のためではなかろうか。議会公聴会文書は米国議会図書館のLaw Libraryでも閲覧できる。
米陸軍の1944-45年の査問の記録であるArmy Pearl Harbor Boardは、米国国立公文書館ⅡのRG165のEntry:UD37(排架場所390/40/14/7)にある。チェックリストがないので、全部箱を請求するしかない。
日系人強制収容所内で発刊した新聞(日本語、英語)が国立公文書館(NARA)に所蔵されている。RG210 である。日系人強制収容所の写真は国立公文書館Ⅱにある。
ランチを食べるところ
Basementまで下りてエレベーターを出て左側に少し歩き、左へ直進し、突き当ったら左へ。右にB24の部屋がある。スープはSmallで十分。朝食・昼食ランチがある。7時半から2時まで。メニューの選択肢はほとんどない。
Breakfast & lunch special 7:30~2pm
Salad bar open until 4pm
Café open until 4pm
もしくはOld Post Officeまで歩き、フードコートで国際色豊かな選択肢を堪能するのがいいだろう。フードコートはなくなり、今はトランプと名のついた高級ホテルに様変わりである。Old Post Office の中の郵便局はNew Post Officeとして近くに新設されている。郵便局では封筒、切手、テープなどを買うことができる。
時間があるならチャイナタウンまで坂を上りきり、おいしいものを食べ、英気を養うのがいい。
朝食であるが、道を渡れば、左にはPaul(801 Pennsylvania, NW)lがあり、右にはスタバもある。このスタバは混んでいる。右に歩けばJack's(625 Indiana Ave)もある。この3軒は朝も営業している。小生Paulでパンを2つ注文したら、分量が半端でなくて、これには参った。食べ過ぎには要注意。
開館時間ですが、2017年7月24日から8:45~5:45に1時間延長されます。本館とアーカイブⅡを1時間長く利用できます。ただ土曜日は休館日となり、閲覧できません。土曜日に閲覧できなくなるので、米国議会図書館で調査するとか、古本屋巡りをするとか、しっかりとした事前の計画が大切になります。
Federl Triangle駅まで歩き、駅とも直結している、Ronald Regan Building and International Trade Center地下のFood Courtは10ドルほどで食事ができる。このビルにはシンクタンクのWoodlow Wilson Centerが入っている。時々無料の研究集会が開かれているので、参加するとよい。
Old Post OfficeのビルはTrump International Hotelに衣替えをして、高級車が並んでいる。Old Post Officeの地下にあったFood Courtは今はない。
Union Station駅の地下にもFood Courtがあり、1階にはマックもある。Union Station駅ではネットが無料で接続できる。大学院生諸君は時々Food Courtで国際色豊かな世界各国の料理を堪能されたい。小生、Union駅のマックを待合せ場所によく使う。
英語の発音で大切なのは、口、舌の動きです。唇を噛む。上顎に舌を当てるLの発音。舌を軽くかむ感じで出すTHの発音。口をつぼめて唾を吐きだすイメージのWHAT WHEN WHEREのWHの発音など口の動き、舌の動きに敏感になってください。
次に大切なのは、音節です。これは極めて大切で、YouTubeの動画で、音節に解説しているものを視聴してください。英語の音節の基本は「子音+母音+子音」です。日本語は「母音」だけか、「子音+母音」です。この違いをしっかり意識しなければなりません。
次に大切なのは「リエゾン」ですが、歌を三曲ほど歌う練習すれば(YouTubeの動画)自然に身に着きます。
英語のヒアリング力は、英語の発音練習をすることで身に着けることができます。ヒアリングなどいくらやっても身に付きません。九州大学では英語のヒアリング力をつけるために億単位の金をドブに捨てる計画のようですが、無料のYouTubeの動画で発音練習をすればそれで英語力は上達します。その前提に英文法が身についている前提がありますが。無料の動画で英語力を身に着けてください。その際に、口・舌の動き、音節(シラブル)をしっかり意識してください。リエゾンは英語の歌で身に着きます。完璧に歌えるように特訓してください。
九州大学の億単位のドブ捨て英語ヒアリング学習に対抗して、私の英語学習法、「無料のYouTubeの動画でヒアリング力を身に着ける」を試みてください。
全世界の米国陸海軍の武官がありとあらゆる情報を収集して本国に送っている。同盟国の情報もしっかり取っている。資料に行き詰ったら、武官報告を読めば、何かが出てくるかもしれない。ガセネタもおおいので、その点は慎重に扱う必要がある。
コロナ時の記録です。
2022年2月28日に3月1日から火曜日と木曜日に午前9時から午後2時まで閲覧できるとのアナウンスがありました。事前予約のアポイントをメールでしなければなりません。ホームページでメールアドレスは確認してください。(2022年2月28日記)
2021年8月から部分解除で閲覧が可能になったかと思ったら、本館で感染者があり、8月16日から閉館になりました。最新情報はホームページで確認してください。8月23日からCollege Parkの米国国立公文書館Ⅱも閉館です。全米各地のNARAもコロナウィルス患者数の状況で、開館するのか、閉館にするのか決定しているようです。
32番、36番バスに乗車して(Pennsylvania Ave)米国議会図書館まで行けます。U.S. Capitalが見える方向に少しだけ
進み、右折して、しばらく行くと左(Independence Ave)に折れます。青の芝生が目に入ります。さらに乗車するとEastern Market駅まで行けます。土日のマーケットは息抜きになります。またここには古本屋が一軒あります。この辺りは高級住宅街になりつつある印象を持ちました。
70番、79番バスはChina Town駅を経由してSilver Spring駅まで行けます。7th Stの坂を上っていきます。China Town駅まで歩いても大丈夫です。
徒歩圏であるFederal Triangle駅からはS2番、S4番バスでSilver Spring駅に行けます。Federal Triangle駅周辺をぐるっと回っています。「11Th I St(H St) 16Th」という道順です。主に16Thを走るバスです。