国立国会図書館釜山分館は、入館証を作成しなくても、書架に並んだ本を直接手に取ることができる。事前にネットで調べて、請求番号がわかれば、それを手掛かりに配架された書籍にたどり着ける。関連する本が並んでいるので、また手に取ってパラパラ眺められるので、とても効率よく調査できる。小生背表紙をデジタルカメラで撮影した。またグーグル翻訳で韓国語から日本語に翻訳できるので、これまた時間の節約になる。下の写真のInformation Deskで英語のガイドブックをもらうこと。火曜日と祝日が休刊日で、平日は9:00~21:00まで、週末は9:00~17:00まで。子供も入館でき、館内に喫茶店もある。
国会釜山図書館の案内デスクI Desk 右側が荷物置き場 英文で書かれた館内ガイドをもらうこと。
Iデスクから撮影 開架式の書架で本が手に取れる。奥に喫茶店。1階は子供や親子連れが多い。左側に階段がある。
2024年3月24日の日曜日に釜山の金海空港からタクシーでお昼ごろたどり着いたので、座席はすでに満席であったが、書架の間に椅子があるので、そこを利用した。ソファー席もある。1階は児童書籍もあり、親子連れが多い。また喫茶店も1階にあり、簡単な食事もとることができる。金海空港の国内線のからタクシーで15300ウォンであった。帰路は館を出て右に折れ(道路を渡りすすむ)、次の信号を渡り左折すると、バス停(Court Prosecutor’s Office Back Gate, West Branch of Busan District Cour(釜山検察庁、釜山地方裁判所))まで歩き(徒歩13分)、3番バス、124番バス、128-1番バスに乗車して、下端(Hadan)駅まで行き、地下鉄1号線にアクセスするのが、本数も多く、安心。釜山分館の近くにもバス停があるが、本数が少ない。
釜山地方検察庁(西)の3番バス、128-1番バスでHadan(下端)駅へ 本数が多い。
下端(Hadan)駅(三番出口)からは3番バス、58、124、128-1、江西14、江西21に乗ればよい。運転手に国会図書館(こっかいとしょかん)と日本語で言えば、なんとなく通じる。グーグルマップでプリントアウトしていくのが無難(バス停の位置とバス番号は手書きで書き込むとよい。グーグルマップでカーソルを合わせると、バス番号が表示される。それをメモ書きすること)。江西14番バス、58番バスは国会図書館の近くで停車する(本数が少ない)。Court Prosecutor's Office Back Gateで下車した場合、バスと同じ方向に進み、大きな交差点を右に折れると道路の向こうに、大きな建物と駐車スペースが目に飛び込んでくる。入り口は2番ゲートと1番ゲートがあるが、2番ゲートから入るとInformation Deskが入って右側にあり、スタッフが3名ほどいる。スタッフは英語がそこそこ話せて、親切である。右手にロッカールームがある。大きな荷物はここに預ければよい。画面で操作するが、スマホのグーグル翻訳が威力を発揮してくれる。暗証番号の数字4文字、例えば忘れないように1234とか2024を入れ設定すると、携帯の電話番号を入力しなければならないが、すでに韓国の携帯番号を示す「010-」があるので(090に変更できない)、日本の090と同じと考え、090 を入力せず010と読み替えて、入力すればロッカーを使えるようになる。歴史関係は1階の500番台にある。社会科学関係は二階のSubject Libraryの書架に並んでいる(一階にもある)。上に書いたが、土曜日、日曜日は09:00AM-05:00PMが開館時間で、平日は09:00AM-09:00PM。火曜日と祝日が閉館日である。
開架式なので直接眺められるのがいい。一階の歴史書籍は特定の分野に偏向していることには注意されたい。日本のどのような書籍が並んでいるか、知るのも勉強になる。2024年3月に書籍を手に取ったが、ほとんど読まれていないというのが受けた印象である。PDFでダウンロードできる資料や書籍もある(無料)。一階の雑誌コーナーには週刊ダイヤモンドなどの雑誌がおかれている。
アクセスポイント:金海(キンメ)国際空港からはタクシー、下端駅からはバス(下端駅→釜山地方裁判所 バスの進行方向に歩いて右手に国会図書館がある。グーグル地図をプリントアウトして、持参されたい。Information Deskで念のためバス停(右に行き、左に折れたところにある検察庁釜山支所のバス停)を聞くといい。)