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アーカイブ情報あれこれ: 国立公文書館

竹橋の本館とつくば分館

本館 竹橋の本館は東西線の竹橋駅から歩いて5分ほどで、交通の便はいい。地下鉄の神保町から歩いてもよい。

つくば分館 つくば分館はツクバEXPRESSの終点のつくば駅からバスを利用する。 

 関東バス5番乗り場から。540円 テクノパーク大穂行き 750AM 810AM 1000AM  本数が少ない。帰路のつくばセンター行き1416PM 516PM 546PM

つくバス300円 1時間2本あるが、「筑波山口行き」に乗り、「つくばウェルネスパーク」で下車して徒歩13分である。830852着 855917着 帰りのバスの「つくばセンター行き」は以下の通り。 17:07 1737 1812  

 

 ランチは弁当かパンをコンビニで買って持参すること。食堂は玄関を出て左の建物にあるが、販売はない。詳しくは以下のホームページを参照し、アクセスを確認されたい。本館に分館所蔵の資料を取り寄せることができるので、請求用紙をプリントアウトしてFAXで取り寄せを依頼すれば、返事が届く。届いた返信を持参して、本館で閲覧可能である。2週間見ておけばいいだろう。 

http://www.archives.go.jp/about/outline/tukuba.html#map

検索のノウハウと東京裁判関係資料

開館時間は9:15~17:00である。ホームページは以下の通り。基本的に平日しか閲覧できないが、土曜日も開館される日があるので、カレンダーをチェックされたい。平成28年4月1日からは東京本館は土曜日に開館され、月曜日が休館日となる。国立公文書館の英断に感謝したい。

http://www.archives.go.jp/guide/

資料の検索は簡易検索画面と詳細検索画面から行うことができる。

http://www.digital.archives.go.jp/DAS/meta/default

画面を見ながら、請求したい資料にレ点を入れて、印刷画面でプリントアウトして渡せばよい。これが一番簡単。マイクロフィルムの請求番号しかなくても、原本を頼めば、原本が出てくる。原本だとデジタルカメラで撮影できるので、原本をお願いしている。

例えば平成11年に公開された、海軍関係の裁判関係資料は、請求番号がわかれば、以下の通りである。

請求記号が例えば東京裁判関係の「平11法務03207」であれば、「11」は全角。0を補い、「03207」は半角。登録番号を入力して、実行をクリック。もう一度実行。印刷画面に行き、ここで印刷してもよいが、印刷請求せずに、「検索を続ける」をクリックして、「検索画面に戻る」(もしくは←)をクリックして、再度請求番号「平11法務0####」(別の検索は、「法 平成11 0####」である。半角のスペース 半角のスペース、数字は全角とか半角がややこしい。0を補わなくてもいいときもある。)を入れれば、複数の資料を一度に請求できる。最後に「特定歴史公文書等利用請求書」を印刷。 まつたく新しいキーワードで検索する時には、以下のやり方もある。「利用請求書印刷⇒利用番号入力⇒実行⇒実行⇒印刷⇒検索を続ける⇒キーワード検索画面⇒入力」

 

 棚に並んだ目録での検索では以下の通りである。

 青のバインダー目録『平成11年度移管 法務省公文書目録①290829163244 331334012/2(33133401は英文)この目録を読み。これでキーワード検索してもいいし、請求記号で請求してもよい。

 

 要審査の場合は、2週間ほどで閲覧可能になる場合が多い。小生、次回に上京したときに閲覧できるので、審査を要求して退館することにしている。

 マイクロフィルムの場合でも、現物を見たいと言えば、現物を出庫してくれる。現物であれば、デジタルカメラで撮影することができる。現物で閲覧した方がいい。

 

 国立公文書館のホームページの「よくある質問」の「23」に「戦争裁判関係資料」の大まかな概要が記されている。全体像をつかむのに役立つので、ぜひ参照されたい。

   付記:『太平洋戦争への道』(朝日新聞社)で捏造されたインタビューの記録が使われたが、その捏造されたインタビューの記録が東京裁判関係資料の中にきれいにタイプ打ちされて残され、公開されている。さすがは陸軍の原四郎である。海軍の豊田氏も一枚かんでいることがわかる。論文で使用する際に注意されたい。巧みに捏造しているので、昭和36年37年ごろのインタビューの記録は慎重に検討されたい。

 

 

 

Subject Guide

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三輪 宗弘
連絡先:
附属図書館記録資料館
産業経済資料部門
教授

専門
経営史, 軍事史, 石油・石炭産業, 太平洋戦争, 公文書の廃棄選別
Website

公文類聚

 公文類聚  政策決定の過程の付録文書に統計データがある。また之までの経緯や背景が書かれており、参考になる。丹念に眺めると、いい資料の宝庫である。大学院生の方は修士論文や博士論文で使える資料が眠っているので、大いに活用していただきたい。

https://www.digital.archives.go.jp/DAS/meta/Fonds_F2005022417214401430

種村氏警察参考資料

 ネットでダウンロードできる。すばらしい資料がダウンロードできる。研究テーマを模索している大学院生はこの資料を眺めるといいかもしれない。