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アーカイブ情報あれこれ: 大英図書館(British Library)

コロナウィルス感染拡大で閉鎖→再開のアナウンス(事前予約が必要)

7月22日から閲覧室が使えるようになるとのアナウンスが出ました。British Libraryのホームページで確認してください。事前予約が必要とのことです。

 

 

To keep our users and all our staff safe and healthy we’ve taken the decision to close our Reading Rooms and public spaces in London and Boston Spa for the time being, and suspend our public events.

ONLINE SERVICESはこれまで通り提供されているとのことです。閲覧室は閉鎖で、イベントもすべて中止です。3月18日に発表されました。

 

 コロナウィルスの感染拡大に関しては、下記のサイトで世界的な感染状況、最新の動向確認してください。

 米国のコロナウイルスの感染状況を確認してください。世界の感染状況についても言及しています。

https://www.niaid.nih.gov/

 また下記のサイトも有益な情報を提供しています。「山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信」

https://www.covid19-yamanaka.com/index.html

 



 

the British Library

 入館して階段を上がり、左側のRegistlationの部屋で登録をする。必要なものは、パスポート、国際運転免許書(住所の証明)の2 点である。それをみせてから、パソコンで住所を打ち込む。指示どおりに入力し、入力後番号が表示されるから、それをメモする。番号で呼び出 しを受け、写真を撮り、顔写真付きの入館証(Card)が発行される。3年間有効で、延長するときには再び2点セットが必要になる。(2017年9月には、二つのIDを持っていることを受け付けカウンターで示してから、入館証を作る。左にある申請用のパソコン画面の1のフォームをクリック、延長や期限切れの時には2のフォームをクリックして、次の面談を椅子に座って待つ。)面談では、期限切れの入館証の場合、パスワードなど同じでいいかなどを聞かれるが、小生同じでいいが忘れたと答えたところ、Information DeskのHand Telephoneで電話をかけることになる。登録者した名前とパスワードが電話口から聞こえてくるが、何のことかわからなかった。閲覧室のカウターで聞き直したら名前が●○○○○○●●○という。●が大文字で○が小文字とのことで空白はないという。新しいパスワードはChangeMe678だというCとMは大文字とのこと。ブランクはなし。わかりやすいパスワードであるが、電話で聞くと「Change Me」が何のことなのかわからなかった。小生「678CM678」が新しいパスワードと勘違いした。)(2017年9月訪問時)
 ロッカールームはGF階にある。ロッカーに荷物を入れる。4文字の数字を入れて鍵がかけられるようになっている(2回同じ番号を押すことになる。「1234」「1234」)。英国国立公文書館と同じシステムだが、鍵付きのロッカーはない。ビニール袋が置いてある。これにパソコンや資料は入れて入ればよい。鉛筆は可、ボールペンはダメ。デジカメ は持込がOK。今まで持ち込めなかったが2017年9月には持ち込みがOKになっていた。
 入館証の番号で、パスワードを作成する。New Users Create passwordをまず最初に作成する。これはスタッフに聞くのがいいだろう。検索画面であるが、Advance Searchである程度絞り込んで、Add to listをクリックする。これを一点一点やって発注(Request)してもいいし、後で纏めてリクエストしてもいい。1日に10点まで。10点で打ち切 りになる。リクエストしたものは黄色の表示になる。到着までの時間が示され、70分とか2日後の場合もある。(なお右上の画面にある、Log Inで入館商番号とパスワードを入れないと、本を請求できない。簡易検索画面で資料を調べた後、Log Inのある画面になる。詳細検索仮面からLog Inはできない。)

 2014年8月17日訪問時にはMy Accountを作成しなければならなくなっており、最初は入館証番号と、名前を入れて、作成する。大文字と小文字を組み合わせるが、スペースは不可であるのでいれないこと。大文字と小文字を使ってPASSWORDも設定する必要があるが、これで入金とか、コピーをする際に画面タッチで文字を入力しなければならないので、字数制限の下限にしておくこと。また大文字小文字であるが、大文字は1つでよい。大文字小文字の画面操作が、感度が悪いために大変である。ネットの接続も名前とPASSWORDを設定するが、わかりやすいのがいい。コピーの際に(入金も)いちいち画面にタッチしながら入力するのがめんどくさい。感度が良かったり、悪かったりするので、慣れないと何度もやり直すことになる。TNAよりも使い勝手がわるい。コピーのための入金時、コピーするときにいちいち「[Enter your User Name] Nextをクリック→[Enter Your Password]」やらなければならない。使い勝手が悪いので、米国議会図書館やTNTや日本の国会図書館よりも劣る。(2017年9月では、On Line Catalogにアクセスして、資料を請求するシステムになっていた。そのためのパスワード設定が必要になる。On line Catalogに接続するパスワードとは別に、WIFIに接続するパスワードは別に設定しなければいけない。メールをチェックするためにこのようなことをやるのだろう。日本の国会図書館もテロ対策を考えなければならい日が来るのだろう。ロンドンの地下鉄テロの翌々日に訪問したため、入館時に持ち物の検査が厳しかった。)

 


 Reading Roomを一つ選ばなければならにが、僕の場合は一番下の「Social Science」をクリックすることが多い。「Humanities」を選ぶ方も多いだろう)を指定する。本は書架に届くので、時間がたてば、MIWAと言ってカウンターにとりに行く。意味がないのだが、刊行年も入れなければならない資料も ある。地図関係はMapを指定する。 「Social Science」の一つ上の階の「Science 2」とは中でつながっている。ここに請求した本を届けてもらってもよいが、返却時に混同するので、一本にしたほうがいいだろう。分野で分ける手もある。技術関係はscience2に届けてもらい、戦争関係はSocial Scienceというように別々にすることも可能である。

 
資料の請求の仕方。
簡易検索画面の次の画面のところに出てくる、右上の「Log In」をクリックして、入館証の登録番号とパスワードを入れたのが、My Accountに登録した名前とパスワードの入力に変更された。本や雑誌・地図が請求可能となる。 「Log In」しないとダメ。Advanced Searchであるが、年代で絞り込めない。ある程度情報を知ってからでないと、使い勝手はよくない。(上に述べたが、現在はOn Line Catalogから資料請求を行うようになっている。昔のやり方もお読みいただければ、度々システム変更されていくことがわかるだろう。Log Inではなく、パスワードを入力すればよい。システムがわかりやすくなり、改善されている。)
 Onsiteの資料は閲覧室に届くのに70分であるが、Offsiteの資料は二日48時間かかる。土曜日は請求不可。70分で届けられる本や地図は、請求 画面でカラーで表示されている(2014年8月にはシステムが変わっていた)。慣れれば案外簡単。4日前だと事前申し込みができるようなので、日本で資料請求をしてからBLに行くのがいいだろう。70 分で出てくる書籍は少ない。日本で請求してからロンドンに行くべきである。パスワードさえあれば、検索画面から事前請求が簡単にできる。閲覧室は 「Social Science」を選べばいいだろう。
 書籍情報はメールで送信することもできる。その場合は無料。案外いいサービスであるので、試みられたい。論文などもコピーを請求できるが、コピー代と著作権料がかかり、案外値段がかさむ。僕の場 合、書誌情報をメールで送り、九州大学の電子ジャーナルでダウンロードしている。一覧の画面はコピーできる。一枚0.26P. これはという本は、日本の大学図書館に所蔵されていないかどうか、アマゾンで発注できるかどうか、国会図書館に所蔵されているかどうかなどを照会しながら、本の撮影などを行っている。
 
 6点まで3日間取り置きできる(実際には4日取り置きしてくれた)。カウンターで返却する(Finish)のか、カウンターの書架に取り置き(Keep)するのか述べて、名前を言えばよい。名前のアルファベットで書棚に並べている。

 Reading Roomは、月曜日10:00~20:00  火~木9:30~20:00  金~土9:30~17:00 (2018年3月)
 Map RoomなどのReading Rooomは5時まで。閲覧時間は変更が行われる時があるので、訪問前にホームページで確認されたい。

2017年9月の資料請求の仕方であるが、上でも補足したが、On Line Catalogから資料を選び、赤字のGoをクリックすると70分で請求した資料が届くか、24時間かかるかが表示される。届けてほしい閲覧室例えば、「Social Science」 Science 2」を選べばよい。On line CalogにアクセスするためにUser NameとPasswordがいる。最初は閲覧室で聞くのが手っ取り早い。前よりは簡明になっている。



コピーのやり方と料金システム

 デジタルカメラで撮影できるようになったので、コピーされる方は少ないであろう。帰りの飛行機の中で読みたい資料はコピーとデジカメ撮影と療法したほうがいいだろう。 
 ここのシステムは名前とパスワードで最初にお金を預ける。コインか札でいれればよい。お釣りはでない。5P以上の金額のコインで入金。簡単な領収書も出 てくる。コピーするときには、コピー機の右側にある液晶画面に、「[Enter your User Name] Nextをクリック→[Enter Your Password]」に変更された。0.26ポンド。本が傷むとの理由でA4サイズしかできない(見開きで1ページ分)。一枚0.26ポ ンドと割高。コピー枚数×0.26ポンドが自動的にアカウントから差し引かれるというやり方。Self Copyである。
 請求リストや検索結果もこのコピーシステムで申し込むことができる。慣れれば簡単であるが、スタッフに尋ねるのがよいだろう、これ同じようなやり方が英 国国立公文書館TNAでも採用されている。米国国立公文書館のデビットカードに入金するやり方と違うやり方。アメリカの物まねから脱却しつつある英国だ。2014年8月にコピーした際には、画面のタッチの感度が不安定であった。年配の方は困っている方がいた。要改善。TNAの方が使いやすい。
 
 Social Scienceの部屋の上の階にコピー機が6台(プラス大型1台)置かれている。中の階段で上に行くだけ。両替もしてくれる。入館証を落としたり、コピー機のトラブルもあるかもしれないので、僕は10ポンドを上限として入金している。1Fにはコピー機が2台ある。入金がめんどくさいので、上限まで入れたほうがいいかもしれない。デジタルカメラでの撮影が許可された。
 
行き方
 地下鉄King's Cross駅(St Pancras駅も隣接)の近くなので、交通の便はよい。バスも本数が多い。帝国戦争博物館とBLの移動であるが、59番バスで移動すると地下鉄のような 乗り換えをしなくてすむ。Hammersmith駅からであれば、地下鉄2路線(ハマースミス・シティ線とピカデリー線)が利用できる。また10番バスで もたどり着ける。時間はかかるが、ロンドンの中心街の町並を眺めることができるバスもよい。10番バスは便利で、ピカデリーで降りて、Japan Centre近辺の日本食を食べに行くのにも最適。10番バスと59番バス、それに夜間も走っている夜間バスを利用することで、選択肢が広がる。10分間 隔で運行されているので、バスも使える。ロンドンでタクシーに乗るのは、古本屋で本を買いすぎて、またコピーを取りすぎて、荷物が重い、帰りのヒスロー空 港に向かうときである。
 ロンドンはバスが地下鉄と同じくらいに発達している。これは地下鉄の輸送力が低いために、それを補完するためにバス網が発達したのだろう。10分間隔で走っているので、使いこなすべきだ。

開館時間、入館書作成など

開館時間、アクセス、入館証の作成の書類は下記のホームページが詳しい。

https://www.bl.uk/aboutus/quickinfo/intvisitors/japanese.pdf

https://www.bl.uk/help/how-to-get-a-reader-pass

パスポート(名前)と住所を証明するものの二点が必要である。パスポートと国際運転免許書ということになろう。国立公文書館TNAと同じになった。9.11テロ直後は3点必要だったが、大学の身分証明書は不要になった。

9時30分からReader Registlationの受付が始まる。午後5時ごろまで申請可能。

Social Scienceの部屋は月曜日から木曜日までが、次の通り。

10:00~20:00

金曜日と土曜日

9:30~17:00

日曜日は本の閲覧はできない。一部のスペースが開放され、勉強している人たちがいる。観光客も多い。11時から開館。17時まで。

 

 

 

 

食事

「Kings Library」, 「Terrace Restaurant」 ,「 coffee Shop」が館内にある。

朝食やランチがある。日本のコーヒーに最も近いのがAmericanoである。アメリカンのLargeが2.20ポンドである。このあたりは食べるところがいっぱいあるので、外に食べに行ってもいい。ケーキ(2.5~4ポンド)やパンやサンドイッチは館内の食堂にもいろいろな種類がある。ランチの定食は8.5ポンドと割高である。パン切れが0.8ポンドであるので、これを2つ注文して、コーヒーで3.80ポンドである。英国国立公文書館より割高。キンクロ駅のホーム上のWASABIでSUSHIと醤油の日本食を取ると元気になる。

 この辺りは食べるところがいっぱいあるので、外で食べたほうがいいかもしれない。国際色豊かな、パンクロ駅、キンクロ駅の中のお店でもいいだろう。トイレはパンクロ駅は無料である。

Subject Guide

Profile Photo
三輪 宗弘
連絡先:
附属図書館記録資料館
産業経済資料部門
教授

専門
経営史, 軍事史, 石油・石炭産業, 太平洋戦争, 公文書の廃棄選別
Website

King's Cross駅 St. Pancras駅

St. Pancras駅の中に24時間あいているのがCOSTAとStarbacks Coffeeである。時差の関係ではやく目覚めるので、夜間バスでKINGS CROSS駅まで来たら、お隣のSt. Pancras駅で過ごせばよい。午前5時にはKINGS CROSS駅も入れるので、モーニングをたべることができる。トイレであるが、St. Pancras駅は無料である。EUSTON駅とKINGS CROSS駅だと30Pである。

Journeys(名称変更されたようだ)とかKey Stone Houseというユースホステスが近くにある。早朝の列車に乗るときに使うといいかもしれない。

http://www.keystone-house.com/

両駅には「LEFT BAGGAGE」という荷物を預かってくれるところがある。

 

 

 

泥棒とスリ

 ロンドンのマックで注文しているときに、大きな旅行バッグをそっくりそのままとられてしまった。ノートパソコンを小さなバッグに移しておいたので、悲惨な結果にはならなかったが、ロンドンは5人ほどでチームを組んだコソドロ集団がいることを思い知らされた。カバンは片時も目を放してはいけない。観光客を狙った泥棒がいることを忘れてはいけない。海外旅行保険に入っておけば、警察に被害届を出せば、証明書がもらえる。警察は呼んでもなかなか来ないので、警察署に行って、盗難時の状況を話し、証明書をもらうのがいい。

 写真を撮ってやろうとか言われた際には、スリの可能性があるので、要注意である。集団で取り囲んで、他に気をとらせて、ポケットから財布を抜き取る。

 ロンドンではカバンから目を放してはいけない。コソドロ集団が海外旅行者のカバンを狙っている。

両替はどこがいいか

Thomas Exchange Global Ltd.の店舗で両替するのが、もっとも交換レートがいい。円⇔ポンド、ポンド⇔ユーロなど。

King's Cross駅近くに店舗がある。Hammersmith駅構内にもあり、何時も行列ができている。それだけレートがいいということ。ロンドン市内各地にあるので、ネットで調べられたい。

Kings Cross Officeの住所は下記の通り。

25 Euston Road London NW1 2SD