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アーカイブ情報あれこれ: 韓国国立中央図書館

韓国国立中央図書館

 地下鉄2号線の瑞草(ソチョン)駅6番ゲートから徒歩15分(地下鉄3、7、9号線の高速バスターミナル駅5番出口から徒歩15分)。大法院、ソチョン警察署を抜けると左側に国立中央図書館が聳え立つ。一番大きな建物の1階にUser Resignationがある。One Day Pass(入館証)を作成しなければならない。紙「Guidance on the Collection and Use of Personal Information」で「名前、住所、生年月日、メールアドレス、日付、名前 サイン」を書いて、スタッフに渡せば、スタッフがPCに入力してくれる。メールアドレスは自分でキーボードから入力(誤入力を避けるためだろう)。IDとPWが指定される。小生の場合、munehiro(おそらくFirst Nameが使われるのだろう。Family Nameは例えばKimなど同じ氏となるからだろう)とa123456789(忘れないようわかりやすい番号)であった。User Resignationでスタッフの手助けで(紙に書く)、入館証が簡単に作成できるので、ありがたい。

 荷物はIDとPWで入れることができる。荷物入れる際に、列を忘れないようにしなければいけない。小生箱番号が大事だと思い込んでいたが、同じ箱番号が6つ(6列)ほどあり、列の「画面」に「入館証」をタッチすれば(小生、タッチするというのが初めてだったので、どのように開錠するのかわからず、スタッフに尋ねてようやくロッカーをあけることができた。)、箱の番号がわかるというシステムである。箱番号よりも列の番号を忘れずにメモしておくこと。箱番号は覚える必要がなく、画面にタッチして開錠。画面近くのロッカーにするのが初めて訪問する場合にはおすすめ。

 日本で検索画面にアクセスして、閲覧したい書籍や資料の請求番号を控えるとか、プリントアウトしていくのがいい。日本で検索すれば、翻訳機能も駆使しできる。館内でうまく請求できないときには、スタッフに請求番号を示して、教えてもらえばいい。韓国の図書館員はとても親切である。

 入館後の検索であるが、ハングルと英語しかないので、自分のノートパソコンを持ち込み、IDとPWで国立中央図書館の検索画面にアクセスして、日本語で閲覧して、コピペを駆使して、資料請求をした。書架にはそれほど並んでいないので(新刊も並んでいる)、韓国国会図書館本館とは異なり、請求の仕方を工夫する必要がある。請求の仕方がわからなければ、Reference Serviceにノートパソコンを持ち込めば、英語を話せるスタッフが丁寧に教えてくれる。日本の国会図書館と同じようなシステムが導入されているので、理解しやすく、助かる。小生表紙や奥付をデジタルカメラで撮影した。枚数は少ないが、注意されなかったので、おそらくOKなのだろう。

 図書は4階で雑誌は3階であるが、どちらでも閲覧できる。請求の際に3階で閲覧するのか、4階にするのか指定しなければならない。日本の国会図書館であれば、新館(雑誌)と旧舘(書籍)と別れているが、韓国国立中央図書館では3階と4階で分かれている。本は3階と4階の間で持ち出しできないのではないだろうか。英国のBritish Libraryでは、上の階と下の階を移動できるが、いったん外に出なければならないので、おそらくブザーが鳴るだろう(持ち出せないだろう)。学位論文は3階にあるようだ。

 食事は入館ゲートを出て右折して、館外に出て、道を渡れば、正面の建物の1階にある。左側が食堂で、右側がCV(コンビニ)である。食堂の料金であるが、閲覧者は5000ウォンで、食券販売機で現金を入れて買う(職員は少し安い)。メニューは昼のランチ1種類である。キムチとスープ、ご飯、そして日替わりメニューである。喫茶店はゲートを出て右にある。(小生、キムチを食べると、胃の調子がよくなるのではないかと思う。)